体型でいじめられた男児がダイエットに挑戦 料理担当の母親へ世間から助言も
「痩せればいじめ問題はきっと解決する」。そう考えたぽっちゃり小学生が、おちょこサイズの食器を使って食事の量をコントロールするようになった。
痩せるため、食器を変えて食べる量を減らすことにした小学生。その様子を母親が公開したところさまざまな声が上がったことを、『Thaiger』など海外メディアが伝えている。
■帰宅した息子に異変
中国で暮らす女性が、学校から帰ってきた息子(7)の様子を見て、「いつもとは違う」と直感した。
いつになく表情が暗く、元気もない。夕飯の時間になると「おちょこ」のような小さい食器を取り出し、それを使ってご飯を食べ始めたのだ。
その姿に思わず噴き出しそうになった女性だが、あまりにも悲しそうな顔を見て「深い事情があるに違いない」「相談に乗ってあげたい」と考えた。
■いじめ被害を告白
女性が「なぜ小さい食器で食べているの」と聞いても、息子は答えようとしない。そこで何度か質問を繰り返したところ、息子は「学校でからかわれているの。僕が太っちょだから」と打ち明けた。
体型のせいでバカにする子もいれば、仲間はずれにする子もいる。陰湿ないじめに傷ついた息子は「痩せるしかない」と考え、食べる量を減らすことにしたのだ。
その日は好物のシチューなどを用意したのに、息子は米と野菜しか食べようとしなかった。息子の悩みを知って「思わず涙が出た」という女性がSNSで当日の経緯を公表したところ、ユーザーからさまざまな声があがった。
■励ましや助言が続々
小学生のダイエットについて知った人たちからは、「頑張れ!」という励ましの声が続々寄せられているという。
「こんなに痩せたいと思うだなんて…。きっと同じクラスに美人がいるんでしょうね」というコメントのほか、「小さい食器でも、ごはんを80杯食ったら痩せるどころかさらに太るだろう」といった予想も書き込まれている。
また育児経験者からは、「この子の減量で一番の障害になっているのは、(料理する)お母さんです」「まずは豚肉ではなく牛肉を。そしてポテト以外の野菜をしっかり食べさせて、定期的に運動させれば絶対に痩せるのよ」といったアドバイスも寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)