堀北真希、小栗旬、生田斗真らが出演“イケパラ” 『花ざかりの君たちへ』原作者・中条比紗也さん死去
漫画『花ざかりの君たちへ』で知られる中条比紗也さんの訃報が公表。2007年のドラマ版は堀北真希さん、小栗旬、生田斗真らが共演して人気を博した。
『花ざかりの君たちへ』(白泉社)などで知られる漫画家・中条比紗也さんが12日に死去していたことを26日、『花とゆめ』編集部が公表。50歳だった。訃報を受け、X(旧・ツイッター)では、ファンから悲しみの声が寄せられている。
■『花とゆめ』編集部が追悼
編集部の公式Xでは、「まんが家の中条比紗也先生が、2023年10月12日、心臓のご病気のため、ご逝去されました。中条先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と投稿。告別式は家族にて執り行われたという。
編集部は、「物語を愛し、猫が大好きで、ゲームや映画・ドラマをはじめ、色々なエンタメを楽しんでおられました。どんなときも明るく、そして真剣に、創作に打ち込む中条先生の姿が、今も鮮明に思い出されます。中条先生が遺してくださった作品を、これからも良い形で読者の皆様に届けていきたいと思います。そして、多くの方にときめきと感動を与え続けることを願っています」と悼んだ。
■「イケパラ」で人気
中条さんは1994年に『ハートの果実』でデビュー。1996年から2004年まで連載された代表作『花ざかりの君たちへ』は、2006年に台湾にて『花樣少年少女』としてドラマ化。
2007年には『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』のタイトルでフジテレビ系にてドラマ化され、堀北真希さん、小栗旬、生田斗真らが出演。「イケパラ」「花君」などの愛称で人気を博した。
2011年にも再度ドラマ化され、元AKB48の前田敦子、中村蒼、三浦翔平が共演したほか、2012年には韓国でもドラマ化された。
■読者から悲しみの声
訃報を受け、Xでは「中条先生」などのワードがトレンド入り。中条さんのアカウントには、読者から「突然の訃報にショックを受けています。素晴らしい作品をありがとうございました」「素晴らしい作品を描いてくださったお陰で青春時代の一コマが華やかになりました」「突然の訃報に胸が痛いです」と追悼のコメントが寄せられた。
また、「イケメン♂パラダイスは大好きなドラマでした」「イケパラ…私の青春が」「イケパラとかめちゃくちゃ世代すぎて悲しい」といった声もあがっている。