動物園内をうろつく勇敢な猫が話題 「そのうち捕食されそう…」と心配の声も
動物園の囲いを自由に歩き回る猫。猛獣も恐れず近づくため、来場者から懸念の声が上がっている。
イギリスで、動物園の中をうろつく猫が話題に。猛獣の囲いの中も平気で歩き回るため、飼育員や来場者からも心配の声があがっている。『Daily Star』や『ITV』が伝えている。
■囲いを自由に徘徊
イギリスにあるダドリー動物園に出没するこの勇敢な黒猫は、動物たちのいる囲いをまったく意に介さずに徘徊しているため、飼育員たちを苦慮させている。
これまでも飼い主探しをしようと、マイクロチップをスキャンするために捕まえようとしたが、ことごとく失敗。飼育係の一人は「あの猫は絶対に人を近寄らせない」と認め、すでにお手上げ状態だ。
■飼い主探しは難航
困り果てたダドリー動物園は、SNSで「あなたの助けが必要です! 動物園の近くにお住まいの方、あなたの飼い猫ではありませんか?」と「尋ね猫」の情報を投稿した。
さらに「首輪をしているので、飼い主が必ずいると思います。猫の飼い主を見かけた方はお電話ください」と、人々に情報を呼びかけている。
■危険な行為に心配の声
来場者の間でも、この猫は有名だ。「私たちは先週、クモザルの囲いのそばで彼または彼女を見ました」と目撃談を綴る人、「品種はダッドリー・パンサー(イギリスのパンサー)だね」とジョークを飛ばす人もいる。
しかし猫の存在を、すべての人が面白がっているわけではない。ある人はFacebookで「もし捕まえられなかったら、そのうち猛獣にやられてしまうかもしれない」と心配の声をあげ、また別のユーザーは「トラブルに巻き込まれる前に捕まえられるといいね。でないと、おやつになっちゃうかも…」と皮肉を付け加えた。