フェルトの「パイの実」「きのこの山」がネットで話題 きっかけは孫へのプレゼント
「パイの実」や「きのこの山」…皆大好きなあのお菓子がまさかの素材で作られていた。
■え、これ食べられないの…?
「#みんなで楽しむTwitter展覧会」というハッシュタグで画像を投稿したのは、X(旧・Twitter)ユーザーのfukudonさん。
画像には皆大好き「パイの実」や「きのこの山」「ぼんち揚」「小枝」の写真がパッケージと共に写っており、一見普通に美味しそうだが、添えられているコメントには「フェルトのお菓子いろいろ」と書かれてある。
…ん? ってことは、これって本物ではないということか!? あまりにリアルすぎて気づかない…そんな作品がfukudonさんのフェルト技術なのだ。
#みんなで楽しむTwitter展覧会
フェルトのお菓子いろいろ pic.twitter.com/3c3tPliiIc— fukudon (@kyoko_felt) October 4, 2023
■「迷いなく食べちゃいます」と反響
本物そっくりのフェルトのお菓子に驚かされたユーザーは数多く、「近くにあったら、迷いなく食べちゃいます つや感もあって本物にしか見えません」「シレッと袋にしのばせてあったら間違いなく食べます 歯ごたえは、サクッじゃなくてフワッとしてそうですが」「本物入ってませんか? お腹がなってしまいました」などと絶賛されていた。
記者は、そんなリアル感溢れるフェルトお菓子を作った投稿者・fukudonさんを取材した!
■初孫へのプレゼントがきっかけ
fukudonさんがフェルトでお菓子を再現しようとしたきっかけは?
「5年ほど前にままごと用のドーナツやケーキを作って初孫にプレゼントしたのがきっかけでした。その後はお菓子だけでなく、食べ物をテーマに作品を作りSNSに投稿するのが趣味になりました」(fukudonさん)。
なんとも素敵なきっかけだ。フェルトで再現する時にこだわっていることはあるのだろうか?
「食べ物を美味しそうに見せるためにも1番は色にこだわります。また縫い目はできるだけ目立たないように工夫しています」(fukudonさん)。
■1番苦労したのはソフトクリーム
今までで一番お気に入りの作品は?
「1番苦労して形にしたソフトクリームです! フェルト手芸を始めた頃から少しずつ改良を重ねてたどり着いたクリームなので、思い入れのある作品です」(fukudonさん)。
クリームのぐるぐるがリアルで素晴らしい。最後に、これから作りたい作品は?
「食べ物に限定せず『可愛いもの』や『面白いもの』フェルトで作れるものをいろいろ作ってみたいと思っています」(fukudonさん)。
fukudonさんの作品はInstagramでも投稿されている。これからも、フェルトの可能性を追求した素敵な作品を楽しみにしていたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・黒森ぬぬ)