関口宏、CS敗退のロッテ・佐々木朗希の起用法に驚き 「試合をしなければ…」
CSで千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希が登板しなかったことに驚いた関口宏。昭和の名投手と比較して…。
■クライマックスシリーズを振り返る
元広島東洋カープ監督の達川光男氏と前阪神タイガース監督の矢野燿大氏をゲストに、クライマックスシリーズファイナルステージを振り返ったこの日の放送。
オリックス・バファローズに敗れ、CS敗退となったロッテについて達川氏は「まあ順当なんでしょうけど、ロッテがことのほか、よくがんばったと思いますよ」と指摘する。
続けて「なんとか佐々木朗希がね、どこかで1試合ぐらい投げてほしいなと。なにか裏事情があるんでしょうけどね」とコメントした。
■関口が佐々木投手の起用法に…
関口は「そうですねえ。なんなんでしょう、どこか悪いんですか?」と質問すると、達川氏は「悪くはないと思うんですが、大事に使っていこうという方針なんで」と解説。
これに関口は「ええ? 大事にって、ここ(CS)を大事に試合をしなければ、いかんじゃないですか」と指摘。達川氏も「そうなんですよ、ファンはみんなそう思っています。だからまだ育成期間じゃないかなというところで。矢野さん、どうなの、これ。監督を僕はあんまりやったことないんだけど」と質問した。
■「稲尾さんなんか…」
佐々木投手の使い方について矢野氏は「たぶんそこらへんは球団主導のことで。これぐらいでっていうのは来年に向けてもあるんで。球団の方が判断されてるのかなと思いますけどね」と持論を展開。
話を聞いた関口は「昔みたいにね、稲尾さんなんか、腕がちぎれてでも投げるみたいな」と元西鉄ライオンズで、日本シリーズ4連投で3連敗から逆転日本一に導いた鉄腕・稲尾和久氏を引き合いに出し、驚きの声を上げた。
■ロッテの健闘が光ったシーズン
吉井理人監督のもと、一時は首位に立つなど健闘し、クライマックスシリーズファーストステージでは最終回に3点差をひっくり返してファイナルステージに駒を進めたロッテ。
オリックスには敗れたものの、その戦いぶりを評価する声は多い。Sirabee編集部が、春季キャンプ直前の1月18〜21日にかけ、全国10〜60代男女1,000名を対象に「パ・リーグの優勝チーム」を聞いた調査では、ロッテは最下位だった。
佐々木投手の故障離脱や、終盤の発熱者続出など苦しいシーズンを乗り越え、2位に入ったロッテ。来季以降、どのような戦いぶりを見せてくれるのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)