個人経営とチェーン店 約7割の人がよく利用すると答えた「飲食店」とは
飲食店を利用するときには、どのような基準で入る店を選ぶだろうか。
日頃から飲食店で外食を楽しむことが多い人もいるだろう。飲食店にはチェーン店と個人経営店があるが、どちらを好んで利用する人が多いのか気になるところだ。
■約7割「個人経営よりチェーン店」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女967名を対象に「飲食店の利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で71.8%の人が「飲食店は個人経営よりチェーン店の方がよく利用する」と回答した。
■老若男女がチェーン店を
性年代別で見ると、10〜40代が7割を超える高い割合になっているのが特徴だといえるだろう。
しかし50代以上も6割前後と高い割合を維持しており、飲食店のチェーン店は老若男女から愛されていることがわかる。
■チェーン店は入りやすい
よく外食をする30代男性は、「一人暮らしで自炊もほとんどしないので、外食をする機会も多くあります。チェーン店はどこに行っても勝手が同じなので、入りやすいところが魅力だと思うんです。個人経営のお店は、初めてだと入りにくい雰囲気のところも多い気がするので…」と語る。
食にはそれほどこだわりがないようで、「僕自身はそれほど食にうるさい人間ではないので、チェーン店の味で満足しています。会社にはグルメな同僚がいますが、彼は『店主のこだわりを感じられる個人経営のお店がいい』と言っていました。おそらく僕のようなタイプは、味の違いがわからないと思いますが…」と続けた。
■安く済ませたいのでチェーン店
食事での出費を控えたい20代男性は、「お金にあまり余裕がないので、一人で外食をするときにはできるだけ安いお店に入りたいと思っているんですよね。そうなるとどうしても、チェーン店のほうを選んでしまうんです。とくに牛丼チェーンなんかは、頻繁にお世話になっていますよ」と話す。
さらには、「おそらく個人経営のお店にも、安さを売りにしているところもあるでしょう。ただお店に入るまで値段がわからないようなお店も多いので、躊躇してしまうんです。その点、チェーン店は価格がわかりやすいので、気兼ねなく入れますね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女967名