遊びに来た小2娘の友達、そのマナーにモヤモヤ… 母親の対策が「かわいすぎる」と話題に
幼い我が子の友達が家に遊びに来る際、モヤモヤしてしまうことが。そんな母親の作成した張り紙が「素晴らしい」と話題を呼んでいる。
「正論は人を傷つける」とも言われるように、人同士のコミュニケーションは何より「伝え方」が大切。特にモラルやマナー、常識に関する指摘は注意が必要で、気を揉んだ経験のある人も多いだろう。
なお現在X(旧・ツイッター)上では、幼い我が子を持つ母親が製作した「おねがい」の張り紙が話題となっているのだ。
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■子供達のマナーにモヤモヤ…
今回注目したいのは、ホームページ制作事務所「ひつじウェブ」を運営するWebデザイナー・みなもさんが投稿したポスト。
「娘のお友だち(複数)が遊びに来るのは良いんだけど、娘含めてマナー悪すぎなので張り紙作った」と綴られた投稿には、1枚のポスターが写った写真が添えられている。
「おねがい」と題したポスターには、かわいらしいヒヨコのイラストと共に(おやつは)「食べながら歩かないでね」「食べながらあそばないでね」といった注意が記され、末尾には「あそびに来てくれてありがとう!」「お家あそびのルールをまもろう」と書かれていたのだった。
■「本当に大事なこと」と称賛相次ぐ
なんともかわいらしい張り紙は多くの人々の目に留まり、件のポストは投稿から数日で5,000件近くもの「いいね」を獲得するほど話題に。
他のXユーザーからは「これ本当に大事なことなんですよね…」「この苦労、よく分かる」「かわいい警告」「今思うと私、子供のころマナー悪かったんだな…」「これは素敵なお母さん」といった声が寄せられていた。
そこで、張り紙を製作したみなもさんに事の経緯を尋ねたところ、思わず全力で頷いてしまう舞台裏が明らかになったのだ。
■製作時の「配慮」に納得
話題の張り紙は、みなもさんの娘を含む小学2年生の子供達に向けて製作されたもの。みなもさんは「おやつを食べる際のマナー」が特に気になっていたそうだ。
そこでこちらの張り紙を用意し、子供達が遊びに来た際は最初に張り紙を見せて「少しずつ守ってほしい」と相談することに。すると子供達は張り紙のルールを健気に守ってくれたそうで、みなもさんは「イラストのヒヨコちゃんがかわいいと言ってくれています」と、笑顔で振り返る。
なお、みなもさんの娘は相当気に入った様子で、張り紙を印刷して友人らの家へ遊びに行く際に持参しようとするほど。みなもさんは「恥ずかしいので止めさせました」とも説明しており、なんとも微笑ましい限りである。
前出のように、マナーに関する注意ごとは大人同士でも相当に気を遣うもの。ましてやそれが子供、よその家の子供ともなれば、尚更である。
みなもさんも、製作時の心境について「遊びに来てくれる子達が傷つかないよう伝えるにはどうすれば、と考えながら作りました」「よその子にあまり強く言うのも気が引けてしまって。かわいく表現すれば、注目してくれるかなと思いました」と、振り返っていたのだった。
重ねてになるが、人と人とのコミュニケーションは「伝え方」が重要である。自分の注意が決して「相手を否定しているワケではない」ことを理解してもらえるよう、ポスター製作時のみなもさんの考え方を参考にしたい。