すべてを受け入れて… 約4割が「好きな人」に対してやってしまいがちなこと
好きな人のことを大切に思うからこそ、ついすべてを…。
好きになった人のことは、あまり悪く言いたくないのが本音のところだろう。そのために一部には、相手のことを全肯定してしまう人もいるようだ。
■約4割「好きな人を全肯定」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「好きな気持ち」に関する意識調査を実施したところ、全体で42.9%の人が「好きな人のことを全肯定するところがある」と回答した。
■男性に多い傾向
性年代別で見ると、すべての年代で男性の割合が高くなっている。
しかも、60代男性が一番多いのが印象的だといえるだろう。この世代になると男性が自分の意見を押し通す場合が多いと思いきや、意外にも相手の気持ちを受け入れている人も多いのかも。
■どんなに束縛をされても
以前に付き合っていた相手を全肯定していた30代男性は、「以前に付き合っていた人は、かなり束縛の激しいタイプだったんです。嫉妬心から暴言を吐くようなことも多かったので、今考えれば、どう考えても付き合っていてはいけない人だったのですが…。好きな気持ちがあるので、なかなか別れられませんでした」と本音を語る。
当時は視野が狭くなっていたと思っているようで、「『嫉妬してくるのも、好きな気持ちがあるから』と自分に言い聞かせていましたね。別れた今ではおかしいことがわかるのですが、当時は彼女しか見えていなかったので…。どこかで変だと思っていても、性格的に言えるタイプではないですし」と続けた。
■全肯定をしないでほしい
全肯定しない20代女性は、「私はたとえ好きな相手であっても、思っていることはきちんと伝えるタイプなんです。そのために、相手のことを全肯定する人の気持ちはあまりわかりません。相手のすべてを受け入れるということは、ときには自分の気持ちを抑えることになりますからね」と考えを述べた。
また相手にもきちんと自分の意見を言ってほしいようで、「私自身も余計な一言を言ってしまうことがあるので、そんなときには相手にきちんといけないことだと伝えてほしいと思っています。全肯定をしてくれる相手だと、私自身がいけない部分に気づかないまま調子に乗ってしまいそうで…」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名