桃井かおりが「種田山頭火賞」を受賞 「冗談抜きに泣きそうでした」

女優の桃井かおりが「種田山頭火賞」を受賞。授賞式に出席するため、ロサンゼルスから一時帰国した。

桃井かおり

「種田山頭火賞」を受賞した女優の桃井かおりが、ロサンゼルスより一時帰国し、都内で行われた「第6回種田山頭火賞授賞式」に出席。受賞の心境を語った。


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■山頭火を彷彿とさせる人に顕彰

「第6回種田山頭火賞授賞式」

同賞は、俳人・種田山頭火の全集や書籍を多く刊行してきた株式会社春陽堂書店により、創業140年の記念事業として2018年9月13日に創設。自身の信念を貫いて生きた山頭火を彷彿とさせる人を現代に探し、顕彰することを目的としている。

第6回選考委員は、評論家の山田五郎氏、作家の中江有里氏が担当。過去には、舞踏家で俳優の磨赤兒(まろ・あかじ)氏、小説家の伊藤比呂美氏、ピアニストの確井俊樹氏、俳人の夏井いつき氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏らが受賞している。

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■ここで話せるなら悪事ではない

桃井かおり

受賞の感想を求められた桃井は「この年頃になると賞は本当にうれしくて。選んでくださってありがとうございます。冗談抜きに泣きそうでした」と喜んだ。

また、現在72歳の桃井は、コロナ禍で「悪事や汚点、失敗などすべてのことを反省しました」と言い、「それでも生きて来られたのは、言葉の力だった」と続けた。

報道陣から、どんな悪事をしたのかと聞かれると「ここでは話せるようなことだったら、それは悪事じゃない」と答え、詳細を明かすことはなかった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・大野 代樹

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