西島秀俊・内野聖陽、『きのう何食べた?』に映らない関係 「秘密のやりとり」に周囲も驚き
『きのう何食べた? season2』で共演中の西島と内野。カメラがない場所での関係は…。
6日から、西島秀俊と内野聖陽がダブル主演を務めるドラマ『きのう何食べた? season2』(テレビ東京系)が放送中だ。作中での2人の距離感に魅了される人が続出している。
カメラが回らないところでの関係はというと…。
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■男性カップルの日常を描いた人気作
『きのう何食べた?』は、『モーニング』(講談社)で連載中のよしながふみ氏の同名漫画が原作。2LDKのマンションで同居する料理上手で几帳面な弁護士・シロさんと、その恋人で人当たりの良い美容師・ケンジの男2人暮らしの日常を描いた物語。
「シロさん」役を西島が、「ケンジ」役を内野が演じる。2019年にseason1が放送されたところSNSで話題になり、瞬く間に大人気に。
2020年1月に正月スペシャルドラマ、21年に劇場版が公開された。今回は、連ドラ2作目となる。
■初対面でも波長が合った2人
西島と内野は19年のseason1で初共演を果たした。初対面で不思議と波長が合ったようだ。
あるテレビ局関係者は、「会う前は、お互いのことを『クールな人』と思っていたそうです。実際は、2人共温厚な性格なので、すぐに打ち解けたみたいです。プライベートで一緒に食事に行くこともあるそうですよ」と話す。
共に50代と同年代の俳優なので、距離が縮まるのも早かったのかもしれない。
■「秘密のやりとり」に驚きの声
スペシャルドラマ・映画と合わせれば、今回で4度目となるシリーズ作品だが、西島と内野にしかできない“秘密のやりとり”があるという。
前出のテレビ局関係者が続ける。「内野さんは『どの下着つけていく?』など、台本はもちろん原作にもないアドリブのセリフを投げかけることが多いです。西島さんも柔軟に対応し、物語を盛り上げています。2人共、男性同士の恋愛という独特の世界観をきちんと理解した上で、漫画の雰囲気を壊さないオリジナルの“色”を出すんです。ベテラン俳優のやりとりを見て、驚くスタッフも多いそうですよ」(前出・テレビ局関係者)。
お互いを信頼し合っているからこそ、アドリブも成り立つのだろう。
■カメラが回らないところでの評判
確かな演技力で物語を盛り上げる西島と内野。演技力に加えて、彼らの人柄を評価する声も多い。
「屋外のロケで2人に気付いた野次馬が集まることも少なくありません。西島さんは声をかけられると、笑顔で手を振っています。内野さんも、エキストラの人に『寒くないですか?』と優しく話しかけ、気配りを欠かしません。2人がいるおかげで、現場はピリピリせず、いつも和やかな雰囲気なんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
今作でも、西島と内野はたくさんの人を魅了させてくれるに違いない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)