Chat GPTなど生成AIを私用・仕事で使っている? 意外にも世代差は少なく…
注目される生成AI。私用と仕事、どちらで使っている人が多いのだろうか。
OPEN AI社が開発した生成AI『Chat GPT』は、世界に大きな衝撃を与えた。これまでのインターネット検索の代わりに使っている人もいるかもしれない。また、業務で活用する企業も増えつつある。
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■Googleのサービスも
バージョンによっては頼りない回答も少なくないChat GPTだが、Googleも対話型AI『Bard』を発表するなど生成AIは拡大と進化が続いている。
ただ、企業によっては情報流出などの懸念から活用が進まない業界も。世間ではどれくらい生成AIが普及しているのだろうか。
■未使用が7割
Sirabee編集部が、8月27〜29日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「生成AIの使用状況」について調査したところ、「主に私用で使っている」との答えが16.6%。「主に仕事で」という人が「7.7%」。
「両方とも使っている」が6.0%だった。現在でも7割の人は、まだ生成AIを使用していないことがわかった。
■世代差は少なく
こうしたインターネットの新しいサービスやテクノロジーは、世代によって普及率が大きく異なりそうに思われるが、今回の調査ではやや意外な結果となった。
私用・仕事を合計すると、最も使用率が低かったのは40代で28.4%。ただ、最も高い30代の合計も31.4%で大きな差は見られない。
私用で使っている人が最も多かったのは20代で22.3%だったが、ビジネスで活用している人は60代にも多い。
生成AIは慣れてしまうと様々なことを簡単にしてくれるサービスであるため、世代のギャップも生まれにくいのだろうか。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)