江本孟紀氏が要因や弊害を分析 「最近の若手プロ野球選手は肥満化している」
江本孟紀氏が若手プロ野球選手の肥満化を指摘。大野豊氏も同調して持論を展開。
元阪神タイガースの江本孟紀氏が、自身のYouTubeチャンネルで若手プロ野球選手の「肥満化」を指摘した。
■最近の若手選手は「肥満系が多い」
元広島東洋カープ投手の大野豊氏と江本氏がトークをした今回の動画。投手分業制の話題から、江本氏が「最近、リリーフのピッチャーって肥満系でさ、相撲取りかなんかとわからないやつが『ガーガー』って投げるじゃない?」と指摘する。
話を聞いた大野氏は「江本さんはスマートだし。だけど、不思議に思うのはわれわれの時代というのは、年齢をいった人はそういう体型になった人もいますけど、若くして入ってきたという人というのは、まず腹筋があって、体が締まっている選手がすごく多かったのに、この数年あたりから、入団した若い子がもう腹が出ている。そういう子がすごく多い」と同調した。
■ユニフォームの着こなしにも変化
江本氏も「若いからある時期までは投げられると思うけど、でも太めが多いよね」と語る。大野氏も「ぽっちゃり系が多いし、僕らも結構腹を見るけど、まだ20歳そこそこで腹が出ている」とコメント。
すると江本氏が「最近、気持ちが悪いことに、ユニフォームをこんなに(大きくする)やつがいるんだよね」「あれはね、手首が見えて球種が見えるからっていうらしいんだけど、どこで見えるんだよ、これをしたからって」と苦言を呈した。
■水の飲み過ぎが要因?
その後江本氏は「なんで肥満系が多いかというとね、この前広岡達朗さんが書いていたんだけど」と前置きする。
続けて「1試合投手が投げるときに、グラウンドに来て昨日、一昨日までの水気を全部出して、それで3時間投げられるコンディションを作っているのに、1イニングごとに水をゴボゴボ飲んだら、身体が水ぶくれになると書いていた。ずっとそう思っていたんだけど、どう思う? どうも好きじゃない。水をゴボゴボ飲むのは」と質問。
苦笑いの大野氏は「僕らは水を飲まない世代ですから。逆に僕も血行障害で先生から『大野さん、水を飲まなきゃいけませんよ』と言われました。今は暑いから水分を補給して、われわれの時代は熱中症もなかったけど、今はそういうのもあるし」と水を飲む風潮に理解を示した。