元が取れなかったと感じた人は約4割 「実が大きくて甘いのですぐお腹いっぱいに…」
30分食べ放題と言われても、思っていたほどは食べられないようだ。
■フルーツ狩りは元が取れない?
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で43.1%の人が「フルーツ狩りであまり食べられず元が取れなかったと感じたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は39.0%、女性は47.1%という結果になっている。
■子供はすぐお腹がいっぱいになってしまう
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「家族でぶどう狩りに行ったことがあるのですが、当時小学校2年生だった娘は食べるのが遅い上にすぐお腹いっぱいになってしまって、ほとんど元は取れていないなという印象でした」と述べた。
その分大人が食べられればと思ったが、粒が大きくてとても甘かったので、そこまでたくさんは食べられなかったという。しかし、ファームの雰囲気やもぎたての新鮮フルーツをその場で食べられる楽しみなども含めると、元は取れたと言えるのではないかと振り返った。
■鮮度と質の良さに満足している人は多い
ネット上で人気のフルーツ狩りプランを検索してみると、ブドウやイチゴなどのもぎたてをその場で楽しむプランは3000円前後で30分食べ放題というものが多く見られる。たしかに、30分で3000円というと、頑張って食べなければ元が取れないのではと考えてしまうのはうなずける。
しかし、口コミを見ると、「スーパーにあるようなのとは比べ物にならない、素晴らしい房のシャインマスカットなので、全く損はありません」、「デパートで買うような大粒いちごの食べ放題には大人も子供も大満足」など、新鮮で質の良いフルーツに満足している人は多いようだ。
■タイミングによっては残りが少ないことも
その一方で、「割といい粒の実は食べられてしまっていて、ガッカリ」「30分3000円で、この品質だと満足度は低い」など、入場のタイミングや品質のムラなどにより、アンラッキーな体験となってしまった人もいるようだ。
秋の行楽シーズンにフルーツ狩りを検討している人は、残念な思い出にならないよう、事前に今年のフルーツの品質や狙い目の時間帯など、口コミを参考にチェックしておいたほうがいいかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)