もういい大人のはずが… 約8割が自分を「子供っぽい」と思った理由に共感
年齢だけはどんどんと重ねていっているけれど、中身のほうは…。
年齢を重ねていけば、人は大人と呼ばれるようになるだろう。しかし実際には、自分のことを「実年齢よりも子供っぽい」と思っている人が多くいるようだ。
■約8割「自分は実年齢より子供っぽい」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「自分の年齢」に関する意識調査を実施したところ、全体で83.3%の人が「自分は実年齢よりも子供っぽいところがあると思う」と回答した。
■老若男女が思う気持ち
性年代別では、多くの年代で女性の割合が高くなっている。
しかしすべての年代や性別で6割を超えており、老若男女問わず、多くの人が実年齢よりも中身が幼いと感じている人が多いようだ。
■年齢的には大人なのに
自分のことを子供っぽいと感じている20代男性は、「年齢的には十分に大人なのですが、気持ちはまったく子供のままの気がします。職場ではまだまだ自分は下の立場なので、それに甘えてしまっているのも一因なのかもしれません。周囲の人たちも、僕のことを下っ端なので甘やかしている部分もあるでしょうし…」と思いを語る。
憧れている先輩は大人っぽいようで、「自分より少し上の先輩は、仕事をしっかりとこなして頼りがいがあるんです。人としても魅力的ですし、憧れを持っています。ただあと数年で自分が先輩のような大人になれるような気は、まったくしないのが悲しいところですね。どうすれば、もっと大人になれるのか…」と続けた。
■年齢を重ねているうちに
自分は大人になっていると実感している30代女性は、「20代は、『まだ大人になりきれていない』と悩むこともありました。しかしさらに年齢を重ねるにつれて、だんだんと中身も成長していることを感じてきたんです。他の同世代と比べると幼いところはあるかもしれませんが、自分なりに大人になれていると思います」と気持ちを述べた。
さらに続けて、「もういい大人なのに、『まだ中身は子供です』というのは通用しなくありますからね。それならば自分が意識して、大人になっていったほうがいいと思うんです。ただ私は、自然と大人になっていった感じなのですが…」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名