松本潤、“パワハラ疑惑”の裏で囁かれる評判 関係者は「性格の危うさ」を指摘
『どうする家康』現場での「パワハラ疑惑」が報じられた松本潤。仕事先での評判は…。
創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所。そんな中、嵐・松本潤に「パワハラ疑惑」が報じられ、ネット上で波紋を呼んでいる。
にわかに注目を集める松本だが、業界内での評判はというと…。
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■スタッフへの「パワハラ疑惑」
ことの発端は、10月12日発売の『週刊文春』の報道だった。同誌によれば、松本が主演を務めるNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影現場で、スタッフに「殺すぞ」「ちげーだろーよ、てめー」「ふざんけんじゃねぇ!」などと恫喝する言葉を浴びせているという。
また、松本の意向で台本のセリフを変えさせたり、スタッフの”降板”を要求したなど、現場での様子が詳細に記載され、実際に変えられた台本の写真も掲載されている。なお、『週刊文春』の取材に対し、NHKとジャニーズ事務所は「パワハラ」の事実を否定している。
■仕事先での評判は…
性加害問題に揺れる中、降って湧いた松本の「パワハラ疑惑」はネット上でも波紋を呼んでいる。これまで、多くのドラマや映画に出演してきた松本だが、仕事先ではどんな人物なのだろうか。
ある芸能事務所関係者は、「どの現場でも、他の共演者とのコミュニケーションを欠かさず、リーダーシップがあります。周りへの気遣いも欠かしません。昨年のドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)では、上戸彩さんがお子さんの送り迎えで本番前の台本の読み合わせに参加できなかったのを見て、松本さんがスマホのムービーで本読みの様子を撮影し、編集して彼女に送っていたそうですよ」と、話す。
他のタレントはもちろん、スタッフとのコミュニケーションも欠かさない。「どの現場でもスタッフの顔と名前をすぐ覚えています。以前、ある作品の打ち上げでは、松本さんが照明や音響など裏方のスタッフが座るテーブルにやってきて、お酒を注いで気さくに話しかけてくれたそうです」(前出・芸能事務所関係者)。
■「手を抜く人には厳しい」
共演者やスタッフに気を配り、良い現場を作ろうとしていたことが窺える。そんな松本と今回報じられた「パワハラ疑惑」は結びつかない。
だが、あるテレビ局関係者は松本の性格の「危うさ」も指摘する。「松本さんはクールなイメージがありますが、情熱家でどんな仕事にもストイックに取り組みます。その反面、手を抜く人には厳しい一面があります。自分の意見をはっきり言うタイプなので、大事なシーンの前にふざけている人がいると少々キツい言い方をすることもあった印象です。『どうする家康』でも熱が入るあまり、言葉遣いが荒くなってしまったのでしょうか…」(テレビ局関係者)。
とはいえ、『週刊文春』で報じられた「殺すぞ」といった暴言を吐いていたのであれば、看過できない。
■「コンプライアンスを重視」
前出のテレビ局関係者は、「『文春』の報道のような言動が日常的に行われていたのであれば…」と前置きしてこう続ける。
「昔は、ドラマの現場で怒鳴られることも多かったです。ですが、最近はどのテレビ局もコンプライアンスを重視しており、現場でセクハラ、パワハラが行われないよう注意を払っています。松本さんのストイックな性格は評価できますが、周囲の人を恫喝するような言動を取っていたのであれば、注意の仕方を改める必要があるでしょう」(前出・テレビ局関係者)。
『どうする家康』は12月17日に最終回を迎える予定だ。残り2ヶ月、出演者もスタッフも気持ち良く仕事ができることを願いたい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)