巨人・元木大介氏がコーチ退任を発表 「チームのみんなと戦ってきたことは幸せでした」
巨人の1軍作戦兼内野守備コーチを務めていた元木大介氏が今季限りでの退任を発表。選手やファンへの感謝をつづっている。
読売ジャイアンツは12日、作戦兼内野守備コーチを務めていた元木大介氏が今季限りで退任することを発表。X(旧・ツイッター)ではファンから惜しむ声があがった。
■2019年よりコーチに
球団は公式サイトで、元木氏の今季限りでの退任を発表。「元木コーチより退任の申し入れがありました」と明かした。
元木氏は2005年に現役を引退後、タレント活動を経て、2019年に1軍内野守備兼打撃コーチとして巨人に復帰。2020年に1軍ヘッドコーチに昇格し、昨年は1軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチ、今季は1軍作戦兼内野守備コーチとして原辰徳監督を支えていた。
■若手選手らへのメッセージも
2週間前には、日本テレビのYouTubeチャンネル『DRAMATIC BASEBALL 2023』に出演してインタビューに応じ、若手選手に対して「負けず嫌いでいなきゃいけないですし、勝負師になってほしい」とメッセージも。
当時は巨人がクライマックスシリーズ進出をかけて争っており、「(チームが)一つになるべき」と訴えていた。
■今後は「楽しく過ごしていこうと」
元木氏は自身の公式インスタグラムを更新し、「本日ジャイアンツを退団することになりました」と報告。「5年間ジャイアンツのユニフォームの袖を通して、チームのみんなと戦ってきたことは幸せでした。当然、大変なこともいっぱいあり、でもリーグ優勝もさせてもらって、選手に感謝です」とつづる。
続けて、「選手の皆さんこれからも頑張ってください。そして、応援してくださったジャイアンツファンの皆さんありがとうございました」と感謝した。
今後については「この先のことはまだ何も決まってないんですが、楽しく過ごしていこうと思っています」とし、「これからも元木大介よろしくお願いします」と投稿。ユニフォームの写真や選手達との思い出の写真、さらに母校・上宮高校のユニフォームを着て、大阪桐蔭高校のユニフォーム姿の中田翔選手と並んでいる写真なども公開している。
■「寂しい」惜しむ声
元木氏の退任発表を受け、Xでは「元木さん」「元木コーチ」といったワードがトレンド入り。
ファンは「元木コーチ辞めるの…めっちゃ悲しい…」「元木コーチと選手の絡み大好きだったからつらい…」「新体制でってのは分かるけど、なんかすごい寂しいなあ」「数少ないムードメーカーが…」と惜しんだ。
また、「辞めるにしても何らかの形で巨人との関わりは続けてほしい」といった声もみられた。