ネットで話題呼ぶ「一人鍋ブースターパック」が天才的 この冬めちゃくちゃ重宝しそう…
一人鍋に関するライフハックがネットで話題を呼んでいる。早速試したところ、時短+節約になる感動レベルの結果が…。
日に日に寒くなりつつある10月。そろそろ鍋料理を意識する読者も多いと思うが、ネットではそんな鍋料理を手軽にできるライフハックが紹介され、「天才すぎ」「真似させてもらおう」と話題を呼んでいる。
画像をもっと見る
■「冬季平日夜ブースターパック」
X(旧Twitter)ユーザーのY田(@tirinuru_88)さんが9日に紹介したのは、1人鍋用の具材セット。
チャック付き食品保存用袋に、白菜やきのこ、水菜といった野菜、そして肉と具材一式を入れ、封をしたら冷凍庫に。食べる際は、凍った具材セットを鍋に放り込み、出汁やスープを加えて加熱するだけという、時短につながるアイデアだ。
時間がある時に複数セットを仕込んでおけば、平日夜、自宅に帰ってからの夕食準備が簡易になることから、Y田さんは「冬季平日夜ブースターパック(1人鍋用)」と命名している。素晴らしすぎる…。
■余らせがちな野菜問題も解決
約20年間一人暮らしをしてきた独身の記者も、このストック術には目からうろこが落ちた。
1人だと余った野菜の消費に悩むケースが多々あり、かつ平日は仕事で何かと忙しく「早く食べたいから野菜は白菜だけでいいや」と食材数を減らし時短していたからである。
週末の仕事がない日、平日に活躍するこのブースターパックを仕込むべく、記者は食材を買って自宅に帰宅した。
■セットするのは予想以上にカンタン
買ったのは、豚肉のジャンボパック(500g)、白菜、キャベツ、えのき、しめじ、にんじん、長ねぎ、さらに一人鍋用の出汁キューブ。まずはそれぞれの食材を食べやすいサイズにカットする。
にんじんは冷凍すると食感がだいぶ変わるので、かなり薄くスライスするのが吉。そうすると食べた際、食感の変化を感じにくい。
カットした野菜と肉を、合計5つの食品保存用袋に均等に詰めていく。入れる順番は自由だが、割りばしやビニール手袋を使って先に肉だけを入れていくと、その後、野菜類は手づかみでいけるのでやりやすくなる。
最後に空気を抜いたらチャックを閉める。カットから封入まで10分たらずで完了した。
■「これでいいじゃん」とネット上で称賛
後は冷凍。冷凍庫に一人鍋ブースターパックが5つも並ぶと壮観だ。いまは一人鍋用の出汁がスーパーで複数売っているので、そのつど鍋の味を変えてもいいだろう。
これら食材はトータルしても約1,500円。1食あたり300円で、かつ野菜をひとかけらのムダなく使いきれたことも嬉しい。
ネットでは、「今まで食材別にやってたけど、これでいいじゃん!」「『いざ』に間に合うのは魅力的」「平日の夜の貴重な時間が夜ご飯作ることに費やされないの結構でかい」とY田さんの手法を絶賛する声が相次いでいる。
■執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーからスポーツまで精力的に取材しつつ、中年独身ひとり暮らしを謳歌する。
・合わせて読みたい→イオンで買える「鍋の素」が便利&おいしくて最高 1人分から楽しめて家庭の味方
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)