やはり既婚者より独身者が 「自宅がゴミ屋敷」の人を調べてみたら…
自宅が片づけられずに悩む人は少なくない。しかしゴミ屋敷にまでなってしまう人は…。
「こんまり」こと近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』は大ヒットし、日本だけでなくアメリカでも大きなムーブメントとなった。
断捨離という言葉も一世を風靡したが、たびたびこうしたノウハウが注目を集めるのも片づけが苦手な人が多いためだろう。
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■「ゴミ屋敷」も存在
一方、しばしば問題となるのが「ゴミ屋敷」の存在。廃棄物とまだ使うものとの区別ができなかったり、捨てられているものを拾い集めてきたり、など様々な理由でゴミだらけになってしまう家がある。
そこまでいかなくても、片づけに悩み、ゴミ屋敷の一歩手前の人もいるかもしれない。世間の部屋や家の実態はどうなっているのだろうか。
■2割強がゴミに悩む
Sirabee編集部が、8月27〜29日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「自宅の片付き具合」について調査したところ、「ほぼゴミ屋敷」と答えた人は2.0%。かなり限られた割合だった。
「ゴミ屋敷まではいかないがかなり散らかっている」との回答が、19.9%。「時々散らかっている」と答えた人が最も多く、52.7%。「かなり整理整頓されている」という人が25.4%だった。
■独身者のほうが…
なお、今回の調査結果を既婚・未婚(独身)別で検証してみたところ、「ほぼゴミ屋敷」と答えた既婚者は1.1%だったのに対して、未婚者ではその2倍を超える2.8%。
「かなり散らかっている」という人も独身者のほうが多かった。家族の目があったり、手伝いがあったりするほうが、家は綺麗に保てるのかもしれない。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)