ペットの七面鳥とパブや歯医者も一緒に行く男性 「彼女は僕の赤ちゃんのよう」

イギリスで七面鳥と街に現れる男性が街の名物になっている。パブで食事をしたり歯医者にも連れて行くという。

七面鳥・メス・雌

イギリスで、ペットの七面鳥とともに街に繰り出す男性が話題になっている。『Metro』や『Iwayzone』などが報じた。


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■七面鳥の目撃談多数

動物愛好家のデイブ・ブルッカーさんは、2歳になるメスの七面鳥「Trouble Version Two(略してT2)」を飼っている。T2は彼にとって特別な存在で、どこへ行くにも一緒だという。

ブルッカーさんの地元イギリス・ケント州メードストンの人たちは、車の助手席にT2が乗っているのを見かけたり、スーパーマーケットの駐車場で彼女が大好きなスコッチエッグの肉を食べている姿を、たびたび目撃している。

そのため、SNSには「七面鳥が車に乗っていた!」との投稿が相次いだそうだ。

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■人間を親と勘違い

2年前、七面鳥の母親が産んだ1ダースの卵から孵化した1羽がT2だった。デイブさんが生まれたひなの餌やりを10時間ほど続けたところ、10羽のうち9羽は母親のところに戻ったが、唯一T2だけが残ったという。

それ以来、デイブさんを父親か母親だと勘違いして懐き始め、T2はデイブさんの後をついて回るようになった。

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■どこへ行くにも一緒

メードストンの街では、あらゆる場所でデイブさんと七面鳥T2のコンビを目にすることができる。デイブさんは、彼女を行きつけのパブに連れて行くこともあり、チーズとオニオンのポテトチップスをシェアしている。

近所のスーパーマーケットであるテスコに行くと、物珍しさから老若男女が駆け寄ってくる。T2について人々は「飼いならされていて、社交的で行儀がいい。みんなに撫でさせてくれる」と言い、「生きている七面鳥を見たことがない」と誰もが驚く。

歯医者に行くときも一緒で、治療中は受付の人がベビー・シットならぬ「ターキー・シット」してくれるそうだ。

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■必要不可欠な存在

ブルッカーさんはT2について、「彼女は僕の赤ちゃんのようなもの。お互いの絆があるんだ」と語る。T2をペットとして迎えて以来、クリスマスディナーに七面鳥を食べるのをやめたという。

「もう七面鳥は食べません。以前は食べていましたが、今は食べられません」「犬の飼い主が、犬を食べないのと同じ。僕とT2との絆は犬とその飼い主のように必要不可欠なものなのです」とも語った。

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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド

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