金村義明氏、80年代高校野球最強レベル校の練習を称賛 「ステーキを…」
金村義明氏が甲子園最強打線と称されることもある高校の「強さの秘密」を告白。荒木大輔氏も同調。
■金村氏は362日試合か練習
高校時代を振り返った金村氏は「俺らは365日のうち362日は練習か試合に出ていた。ダブルヘッダーを2試合投げるねんで。ほんで、フォアボールを出したら野球をやめいって言われるし、バッターが怖いんかって言われるし」と苦笑いを浮かべる。
そんな金村氏に荒木氏は「でも、優勝できるほうがいいですよ」と声をかけていた。
■やまびこ打線で夏春連覇
池田高校は蔦文也監督のもと、1982年夏と83年の春に優勝。その大きな原動力となったのは「やまびこ打線」だった。
当時の高校野球は「水を飲んではいけない」「ウェイトトレーニングは良くない」という考えが主流だったが、池田はウェイトトレーニングと練習中のポカリスエット摂取、練習後はステーキを食べるなど、先進的な練習で上半身を強化し、長打力あふれる打線を作り上げたといわれている。