駐インド日本大使の食べ歩き動画が地元で大人気 インド首相も「続けて」とエール
鈴木浩駐インド日本大使が「グルメ系ユーチューバー」として話題に。地元の人々と会話を交わす気さくさで、人気を博している。
鈴木浩駐インド日本大使が、インド料理をこよなく愛する「グルメ系ユーチューバー」としてSNSや地元メディアを騒がせている。インドの『NDTV』や『Indeia Todya』が伝えた。
■インド料理好きが話題に
昨年、駐インド日本大使に着任した鈴木浩大使は、大のインド料理好きが高じてYouTubeに食べ歩き動画を投稿。
多様で味わい深いインド料理を楽しそうに紹介する姿が話題を呼び、インド国内で人気のコンテンツとして拡散されている。
そんななか先日、鈴木大使は夫人とインド在住のユーチューバーであるMayoさんと、ニューデリーの有名な観光地サロジニ・ナガル・マーケットを訪れた動画を公開。この活気がある地域は、道端の蚤の市や屋台料理で有名である。
■インドの人々から支持
動画では、鈴木大使がバラエティ豊かなインドの屋台料理を堪能。
ヒンディー語で「Aloo tikki Dijiye(コロッケください)」とインド風コロッケを注文したり、伝統的な衣装であるクルタの店を訪れて、さまざまなデザインの服を試すコミカルな姿を紹介している。
鈴木大使が地元の人々や店主と会話を交わす気さくな姿は、インドのネットユーザーから圧倒的な支持を得ている。
YouTube上のコメント欄には「なんて素晴らしい大使なんだ! とても地に足がついていて、親切だ」「真の日本代表。インドの多様な文化に対応できる偉大な大使」など、鈴木大使のインド文化への純粋な関心と、人々とつながろうとする姿勢を称賛している。
■インド首相も反応
鈴木大使はこれまでもたびたびグルメ動画を公開し、インドのネットユーザーたちの心を掴んできた。6月には、インドのナレンドラ・モディ首相が鈴木大使の動画をシェア。
「大使、あなたがインドの料理の多様性を楽しみ、革新的な方法で紹介しているのを見ることができて嬉しい。これからも動画を続けてください!」とメッセージを送り、話題になっていた。
■駐インド日本大使のインド屋台食べ歩き動画
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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)