岡田准一だけじゃない、“退所説”が囁かれる「6人のジャニーズ」 関係者から警戒の声
岡田准一のジャニーズ退所が波紋を呼んでいる。「退所ドミノ」が起こる可能性があって…。
2日、元V6・岡田准一が11月末でジャニーズ事務所を退所し、新たな芸能事務所を設立することを発表した。事務所が性加害問題に揺れる中での衝撃発表が波紋を呼んでいる。
業界内では、タレントの「退所ドミノ」を警戒していて…。
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■岡田がジャニーズを辞める理由
岡田は、2日のジャニーズ事務所の会見終了後、公式サイトで退所を発表。ジャニーズ事務所は、岡田の退所理由に関して、「今回の決断は、このたびの故ジャニー喜多川性加害問題に起因している」としている。
ジャニー氏の性加害問題を理由に独立するタレントは初めて。岡田は近年、アクション俳優として活躍していたため、退所後も俳優業に重点を置いていくと見られる。
■「退所説」が囁かれるグループ
今後、岡田に続く退所者が出る恐れもあるという。あるテレビ局関係者は、「業界内では、A.B.C-Zにも動きがあるのではないかと囁かれています」と話す。
A.B.C-Zは2012年にデビュー。橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一の5人で活動していたが、今年9月に河合が12月21日をもってグループを脱退すると発表し、ファンを驚かせた。
今後、事務所を離れるメンバーが出る可能性もゼロではないようだ。
「河合さんは脱退後もジャニーズに残ることを表明しており、辞める可能性は低いです。他の4人の中で退所するメンバーが出るかもしれません。A.B.C-Zは、メンバー自らバラエティ番組で『CDが売れない』『テレビ出演の機会がない』と自虐ネタを披露していました。実際、河合さんはジャニーズものまねで引っ張りだこな一方、他のメンバーはあまり日の目を見なかった印象です。さらに、性加害問題で、テレビ局がジャニーズタレントの起用見送りをする今の状況を考えると、他の事務所への移籍や独立を考えてもおかしくありません」（テレビ局関係者）。
■生田斗真と風間俊介にも不穏な噂が…
ジャニーズ事務所は2日の会見で、「所属タレントは1ヶ月以内に設立する新会社とマネジメント契約を結ぶ」と、今後はエージェント契約になると発表した。新体制になるタイミングで、岡田と同じパターンになりそうなタレントが…。
「生田斗真さんと風間俊介さんも退所するのではないかと噂になっています。2人はグループに所属しておらず、俳優業がメインで役者として高く評価されています。俳優業に力を入れるのであれば、必ずしもジャニーズに在籍する必要はありません。岡田さんのように独立して、個人事務所を立ち上げることも考えられますよ」（前出・テレビ局関係者）。
ここ数年、ジャニーズ事務所では、中居正広や元TOKIO・長瀬智也、山下智久、元King＆Prince・平野紫耀など、退所するタレントが多かった。性加害問題によって、「退所ドミノ」がさらに加速しかねない。
■「独立するハードルが下がった」
今後、ジャニーズから退所者が続きそうなのにはもう一つ理由があるという。前出のテレビ局関係者が続ける。
「独立するハードルが下がったと思います。今回の会見で、東山紀之さんはジャニーズを辞めたタレントに対し、『圧力をかけるというより応援したい』と明言しました。2019年に、ジャニーズ事務所がテレビ局に香取慎吾さんら元SMAP3人を出演させないよう圧力をかけた疑いがあると報じられました。これまでは、『辞めたらテレビに出られなくなるのでは…』と心配するタレントも多かったことでしょう。そうした不安も解消されたのではないでしょうか」（前出・テレビ局関係者）。
岡田に続き、「退所説」が囁かれる6人に動きはあるのか──。今後の動向を注視したい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
