原辰徳監督の巨人が2年連続Bクラスの要因は… 江川卓氏が分析「長距離砲が…」

江川卓氏が古巣・巨人が2年連続Bクラスに終わった原因を独自分析。V9も影響している?

■1点差ゲームを落としてしまう

江川氏はさらに「そうするとピッチャーが調子の出ないチームには、すごくホームランが出て勝つんですけど、非常に良いピッチャーが出てくると、バッターというのは、野球というものは3割がだいたい平均で、打てても3割しか打てないものですから、そうなっていくと1点差のゲームを落としてしまう」と解説。

そして「先発投手も若いですから、2カ月は持つけど3カ月は持たないということが起きてきて、ペナントが今回Bクラスになった。それが2年続いたということですね」と話していた。

関連記事:江川卓氏、DeNA・バウアーの実力を分析 自身との共通点や勝利数も予測

■投手陣の不調が顕著に

巨人は今シーズン、チーム打率と本塁打はセ・リーグトップだが、防御率はリーグ5位と投手陣の不調が顕著だった。

とくにリリーフ陣は大勢投手が離脱し、逆転負けする場面が多々みられた。中盤から後半は中川皓太投手が復活し抑えを務めて安定したものの、上位に食い込むことができなかった。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■江川氏が巨人の2年連続Bクラスを語る