太田光、テレビ局と芸能事務所の癒着解消を訴える 「変わんなきゃいけない」
ジャニーズ事務所の問題を契機に、テレビ局と芸能事務所の関係性を改めるべきだと爆笑問題・太田光が訴えた。
1日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、爆笑問題の太田光がレギュラー出演。ジャニーズ事務所の問題を契機に、テレビ局と芸能事務所の関係性を見直すことを求めた。
■「同情論だって言われるかもしれないけど…」
今週もまたトップからジャニーズ事務所を糾弾した番組は、NHKが新規出演依頼を停止する意向を示したことなどを紹介。引き続きさまざまな影響が出ていることを取り上げ、街頭インタビューでファンの意見も拾い上げた。
こうして、相変わらず世間の反発が強いことをうかがわせると、太田は最後に「同情論だって言われるかもしれないけど…」とした上で持論を語った。
■ジャニーズ事務所の社会貢献に言及
太田は「やっぱジャニーズの嵐にしろSMAPにしろ、日本が今までいろんな大変なときに、散々、元気づけてくれたってところがあって」と、震災やコロナでのジャニーズ事務所のエンタメ・慈善活動に言及。
「それを、全くなしにする社会になっていいのかなっていうのは…」「なんか、もうちょっとそこは汲んでほしい」と続け、何から何まで否定するような風潮に異論を唱えた。
■自身も独立した立場から…
さらに、ここからは「テレビ局にしろ、ひとつの大きな事務所が、なんかこう、誰かを出さないとかね、そういうふうにするのは、俺もものすごく嫌ですよ」「なんて言うのかな。干すみたいな」と、テレビ局と芸能事務所との癒着にも言及。
自身も大手事務所から独立した身として、「それはもう、だって、社会から全部無視されたような気分になるから」「だけど、それが今まであったことは事実ですよ。芸能界で」と述べた。
■「芸能とテレビってものの関係性を…」
そして、「それを、変わんなきゃいけないって時代になってんのもそうだけど、そのことを今責めるってよりは、そうやって徐々に変わっていく、テレビ局とジャニーズがそれは協力してやってたことだから。誰かを出さないとか」と変化に期待。
「テレビ局もやっぱり自分たちの… あるいは、芸能のそういうことですよね。芸能とテレビってものの関係性を、もう1回考え直すというかね。そういうふうに考えてほしいと思いますね」と結び、ジャニーズ問題を機に、放送業界が芸能事務所との関係性を見直すことを求めた。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)