高木豊氏、侍ジャパン・井端弘和新監督のコーチ陣を予想 「いいなと思うのは…」
侍ジャパン次期監督内定が伝えられた井端弘和氏。解説者の高木豊氏は、さっそくコーチ陣を予想する。
■「俺がいいなと思うのは…」
井端氏は先日に次期監督の内定が報じられたが、高木氏はまず「意外だったけどねぇ」と率直な感想を吐露。
だが、適性については「野球がしっかりしてるし、考え方もしっかりしてる」と評価し、2024年のプレミア12までという異例の短い任期も「そういう条件でいいのかな」と惜しんだ。
続いては“組閣”の予想に入り、「発表を待てばいいんじゃないの?」と企画自体を覆すコメントをしながらも、7名のコーチ陣を予想。
まずは右腕となるヘッドコーチについて、「俺がいいなと思うのは辻」と埼玉西武ライオンズ前監督の辻発彦氏を挙げた。
■馴染みのある人物や後輩が中心?
辻氏は井端氏の現役時代に中日ドラゴンズコーチとして関わっているため、「絡みもあるし、気心が知れているという意味では」「迷ったときに相談しやすい」などと説明。
続いて、打撃コーチには千葉ロッテマリーンズ前監督の井口資仁氏を挙げ、「大した理論も持ってるし、説得力もある」と適性を語り、もう1人の候補に井端氏と中日でチームメイトだった福留孝介氏も挙げた。
外野の守備走塁コーチには、井端氏の大学の後輩という点も加味し、守備走塁の名手だった赤星憲広氏を薦める。
■投手コーチ最有力は中日時代の後輩か
そして投手コーチには、第2回WBCでMVPの松坂大輔氏を筆頭に、上原浩治氏、川上憲伸氏、吉見一起氏を列挙。
特に吉見氏は、U−12のコーチとして井端氏を支えていることから「入ってくると思う」と有力視したが、一方で4人にはプロでのコーチ経験がないとの不安要素も語っている。
内野守備作戦コーチには井口氏と片岡保幸氏を挙げたが、井端氏が内野手だったことから、「『監督どうします?』って言っておけば井端が答えを出してくれる」と他のコーチに比べてやりやすいと指摘。
最後のバッテリーコーチには、前大会でダルビッシュ有投手がブルペン捕手に指名した鶴岡慎也氏を推し、「絶対うまくやるよ」と胸を張った。「全部当たってたらどうしよう(笑)」と笑顔も覗かせた高木氏だが、実際はどんな顔ぶれになるのだろうか。