防犯カメラに映った男から住人に恐怖のメッセージ 「3時間寝かせてくれてありがとう」
家の防犯カメラに映った侵入者から、住人に恐怖のメッセージが届いた。住人は警察のずさんな対応に不満を漏らしている。
ある母親が外出中に自宅の防犯カメラを覗くと、ベッドに見知らぬ男が寝ているのを発見。通報したが、警察はすぐに男を釈放し無罪放免にした。そんな不穏なニュースを、『LADbible』『Daily Record』が伝えている。
■防犯カメラに見知らぬ男
スコットランドに住むケイトリン・サリヴァンさんは、友人宅に滞在していたところ自宅のセキュリティのアラートに気付いた。
寝室の防犯カメラを確認すると、そこには血まみれの見知らぬ男の姿が映し出されていた。すぐに通報し、地元警察が駆けつけ眠っている男を連行したものの、男は嫌疑不十分で釈放されたという。
■身の危険を感じる日々
ケイトリンさんは警察が男を逮捕しなかったことにショックを受け、今も身の危険を感じているという。
「映像を見て震えが止まりませんでした」「ベッドに男がいるなんて信じられませんでした。彼がどうやって私の家に入ったのか理解できません。事件以来あの家には二度と戻りたくないです。あのベッドで私は息子と寝ていたんです」と、幼い子供の身を案じる日々を送っていると明かした。
■男からメッセージが
そんなケイトリンさんを、さらなる恐怖が襲った。事件の翌日、件の男からFacebookでメッセージが届き、そこには「本当にごめんなさい。3時間ベッドで寝かせてくれてありがとう。いつかあなたに会えることを願っています」と書かれていたのだ。
ケイトリンさんは『Daily Record』の取材に、「男がなぜ自分の名前を知っているのかも分からず、怖くて引っ越しを考えている」と答えている。
■警察の対応に疑問も
ケイトリンさんは、通報後の地元警察の対応にも疑問を感じている。
「警察にFacebookのメッセージについて相談したら、『彼をブロックしなさい』と言われました。いつあの男が戻ってこない保証がありますか? 逮捕されなければまた不法侵入するかもしれない」と訴えるが、事件は現在も解決に至っていない。
一方のスコットランド警察の広報担当者は、事件について 「何者かがいるとの通報があって警官はその家に入り、中にいた人物と話をしました。犯罪性は立証されず、警察はこの事件に関してそれ以上の苦情や報告を受けていません」とコメントしている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)