「ゴーストハンター」夫妻が離婚決意 オカルトグッズの分割巡りバトル勃発
「オカルト博物館」を経営してきた夫妻が、離婚を決意。問題は「これまで集めてきた大事な品々をどう分け合うか」で、今は弁護士が間に入る事態になっているという。
高額なゴーストハンティング用品やオカルトグッズなどを巡り、離婚を決めた夫妻がモメている。「悪霊人形の『親権』を巡る争い」として話題を集めていることを、『The Daily Star』など海外メディアが伝えた。
■ゴーストハンターが離婚へ
イギリスで暮らすリンジー・スティアーさん(53)がSNSを更新し、ともにゴーストハンターとして活動を続けていた夫のリーさん(37)と離婚することを発表した。
しかし、この離婚は簡単ではない。夫妻は呪われた人形や絵画などさまざまな物を収集し、オカルト博物館にて保管・展示してきたが、それらを双方が納得いく形で分割する必要に迫られているのだ。
どの品もそれぞれにとって大事な物であることから、夫妻は激突。そのせいもあって、大事な博物館はすでに休館状態なのだという。
■商売道具は妻が保管?
リーさんは、「こっそり博物館に入り、僕が所有するものを取り返した」と告白。その理由については「これまで使用してきた高額なゴーストハンティング用品を、今も妻のリンジーが持っているため」と説明している。
一方でリンジーさんは、離婚を決めた1週間後に博物館へ。嫌な予感がしたため花嫁人形「エリザベス」を確認しに行ったところなくなっていたことから、このような事態の再発を防ぐべく、ただちに博物館の鍵を取り替えたそうだ。
■弁護士も介入
「どのように(共有してきた)品々を分け合うべきなのか分からないのです」と語るリンジーさん。弁護士から「博物館には夫婦揃って入るように」「そうすれば互いの品を守ることができるから」と指導されたことも明かした。
場合によっては、いくつかの品を売却する可能性もあるというリンジーさんだが、「霊が取り憑いた品については、売却するつもりはありません」「人の骨や死体の安置台も所有していますが、そういう物を家の中に置いてはダメなのです」と説明した。
■「回避できたはずなのに…」
ゴーストハント歴25年以上のリーさんも博物館の今後を心配し、「結婚生活の破綻が不要なカオスを引き起こしたんですよ」「こんな状態は簡単に回避できたはずなのに…」「どちらが何を所有するのか。うまく合意に至ることを願っています」と述べた。
夫妻のオカルトフィーバーは健在で、離婚に向け話し合いを進める今は、別々にゴーストハントを継続しているそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)