見通しが悪い交差点への進入、“やりがちなNG例”は… 教習指導員の動画に「全員に見てもらいたい」の声
自動車教習所の指導教員が、交差点の進入について正しい方法を解説。「勉強になりました」「なるほど」と反応するユーザーが見られた。
自動車教習所の現役指導教習員、技能検定員が運転技術について紹介するアカウント「ユズリアイ|安全運転補完計画」が今月23日、公式X(旧・ツイッター)を更新。交差点に入るときの注意点を解説した。
■交差点に入るときの映像
「何がダメかお分かりいただけるでしょうか?」とつづって添付した動画には、車が交差点に入る様子が。
両脇に遮蔽(しゃへい)物がある道から交差点に出てきた車が、道路の交わるあたりまで入って停止し、そのあとに左折した。ありがちな運転にも見えるが、同アカウントは続くポストで正しい方法を解説する。
■正しい方法を解説
「見通しが悪い交差点は少しずつ前進して交差する道路の歩行者や車に自車の存在を知らせつつ安全確認を何度も行うことが交通事故防止になります」と説明。
つづいて添付した動画ではいきなり交差点に入るのではなく、ゆっくりと進んでこまめに止まりながら交差点に入る様子を見せ、「一気に交差点に進入することがないように気をつけましょう」と呼びかけている。
■「全員に見てもらいたい」と望む声
交差点に入るときの注意点を説明したポストには「勉強になりました」「なるほど…よくわかりました!」といった声や、「事故をしないためにもやってほしいです」とコメントするユーザーも。
また、危険な入り方の例として載せた動画に「この映像を高齢運転者、全員に見てもらいたい。危険運転です」「それがどれだけ危険か解ってないドライバーがホントに多いです」といったコメントも届いている。
■運転の知識を発信
同アカウントでは、自動車の運転にまつわる知識を日頃から発信。今月18日には「コントなどで見かけるようなハンドルを左右に動かすような操作をすると大変危険です」とつづり、運転中の動画をアップ。
ハンドルを両手で握っていたが、右と左に回すのを交互に繰り返している。このハンドル操作が危険であることをフォロワーに周知した。