市原隼人主演ドラマ『おいしい給食』 season3のオフショット・場面写真が解禁
10月より順次放送予定のドラマ『おいしい給食 season3』。海風にさらされる極寒の撮影に主演の市原隼人も「めちゃくちゃ寒かった」といい…。
■どちらが給食をおいしく食べるか
同ドラマは、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描いた学園グルメコメディ。
1980年代のある中学校を舞台に、食欲をそそる給食バトルとともに、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が描かれていく。
2019年に放送が開始され、2020年に劇場版が、2021年にはseason2を放送、2022年にはseason2を受けて劇場版が公開された。続編熱望論が噴出し、2023年10月期のドラマ枠にてseason3が放送予定となった。
■極寒の海風の洗礼を浴びる
2023年4月14日、この日の午前の撮影は漁港での撮影。とにかく海風がすごく、そして寒い。「新幹線で函館に降りた瞬間、空気がまったく違いました。本当に気持ちいい。空が広い!」と語る市原も「予想の200倍も300倍もすごいです」と海風の洗礼に苦笑い。
これまで『おいしい給食』シリーズといえば“夏”が定番だったが、舞台を函館に移し、物語も1988年の“秋から冬”へと変わった。
漁港近くの道を、甘利田や生徒たちが歩くシーンが撮影されていく。カメラの外でも「車に気をつけて」「往来の邪魔をしない」と、“先生”としての顔を見せる市原。生徒たちも「はーい!」と市原の言葉を素直に聞いていた。
■趣味を超えた写真の腕前
甘利田がひとり歩くシーンを撮り終えると、生徒たちが並んで歩いたり、おしゃべりしたり走ったりと、登下校していく様子を撮影。
それを市原はモニターでチェックしたかと思うと、自前の一眼レフカメラを取り出した。趣味を超えた写真の腕前の市原は、前作でも撮影期間中、生徒たちが成長する様子を撮り続けた。今作でも、真剣なまなざしで、生徒たちひとりひとりの姿をレンズで追う。
漁港での撮影が無事終了し、撮影隊が移動の準備を始める。そんななか、地元の漁師さんたちにきっちり頭を下げて挨拶をしている市原の姿があった。
■「成し遂げることができるのか不安だった」
大人気シリーズ3作目の制作が決まれば、もろ手を挙げてオファーに飛びついても良さそうなものだが、「やります」と即答はしないのが、市原らしいところだ。
市原:今の自分にseason3を成し遂げることができるのか不安だったんです。尋常じゃない精神面と体力面を削られる作品なので。そうじゃなければおもしろい作品にならないと思っています。
腹をくくって入ってみると、変わらないスタッフのみなさんが待っていてくださっていて、それが何よりも力強い支えになりました。