堀江貴文、「100億円以上の利益」が吹っ飛ぶ可能性 楽天に“大激震”もそのワケは…

堀江貴文氏が、楽天に「大激震」が走っていると話す。業界最大手のSBI証券が証券取引の“手数料0円”を発表。すると業界2位の楽天証券も追随したことから“ある懸念”も…。

堀江貴文・三木谷浩史

実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が25日、自身のYouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。三木谷浩史氏が会長を務める楽天グループの企業・楽天証券について私見を述べた。

【動画】堀江氏が楽天証券の動きを解説


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■「楽天証券に大激震!?」

堀江氏は「楽天に大激震!? とんでもないことが起きようとしています」と題した動画を投稿。冒頭から、楽天証券をめぐる情勢について話す。

「ライバルの業界トップ・SBI証券が証券取引の手数料ゼロ円にするということで、業界が大激震でございます」と発言。SBI証券が国内株式の売買手数料を今月30日から完全無料にすると発表。これを受け、楽天証券も来月より手数料が0円になる”ゼロコース”をスタートさせる。

「これだけで100億円以上利益が吹っ飛んでしまう」「これはいわばチキンレース」と、この動きによる影響の大きさを主張した。

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■「ついてこざるを得ない」状況

証券会社としては主な収入源である手数料をゼロにしてでも、競合他社から顧客を奪う方針を取ったSBI証券。堀江氏いわく、他の証券業界大手のほとんどは「お手上げです。うちはもう無理です。追随できません」と白旗を上げたとのこと。

その中で「唯一そこについてきた会社がありました。これが楽天証券でございます。業界第2位ですね」と触れる。以前から同グループでモバイル事業を行う楽天モバイルの資金難を指摘している堀江氏は、楽天証券が今回の競争に「ついてこざるを得ない」状況だと解説した。

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■上場承認取り消しもある?

楽天証券は今年7月、東京証券取引所への上場申請を行っている。堀江氏はこのことにも触れつつ、「100億円単位の利益がなくなるっていう決断を(楽天証券が)上場審査中終盤」にしたことで、「上場承認取り消しだったり、ありえますよ」との懸念を示した。

さらに、みずほ銀行と同じグループに属するみずほ証券が、楽天証券の株を約20%保有しており、「49%までみずほが買うよ、ということもありうるな」と推測。

外部の企業が株式の保有率を上げることを予想して「ちょっとずつ楽天しゃぶられてますね」と分析している。

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■楽天の暗い未来を想像

堀江氏の動画を見たユーザーからは、「楽天は引き続き厳しい状態ですね」「楽天グループは今はキャッシュ(現金)が欲しいのに手数料が手に入らないのはキツイでしょうね」と、楽天証券や楽天グループの暗い未来を想像するコメントが上がる。

その中で、「楽天に頑張ってほしい!!」「楽天さんには無茶しないで長くやってほしいなぁ」と応援するユーザーも見られた。

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■堀江氏が楽天証券の動きを解説