幸せな気持ちの一方で… 約8割が「人を好きになる」と抱く負の感情とは
恋をすれば、楽しい気持ちでいっぱいになると思っていたのに…。
誰かを好きになると、幸せな気持ちになると考えている人も多いかもしれない。しかし現実には、幸せな気持ち以上につらい思いをしてしまう場合もあるようだ。
■約8割「好きになるとつらいことが…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女967名を対象に実施した調査では、全体で80.9%が「人を好きになるとつらいことも多くなると思う」と回答した。
男女別では、男性が77.0%、女性が84.6%となっていた。
■つい考え込んでしまう
物事を悪く考え込んでしまうタイプの20代女性は、「好きな人を考えると幸せな気持ちになるのはたしかですが、同時にさまざまな不安が押し寄せてくるのも事実といえます。とくに私は考え込みやすい性格をしているので、悪いように考える日のほうが多い感じで…」と自分を分析する。
つらい日々が続くと嫌になるようで、「これなら、好きな人がいないほうがましなのかもしれないと思ってしまいます」と続けた。
■不安になりやすい人と付き合い
不安になりやすい女性と付き合っていた30代男性は、「以前に付き合っていた人が不安を抱きやすいタイプで、相手にするのに苦労した思い出があります。いくら好きな気持ちを伝えても、安心はできないようで…。僕に当たってくることも多くなり、最後のほうは喧嘩ばかりしていましたね」と当時を振り返る。
さらには、「不安をぶつけても、逆効果にしかならない気がします。もっと、僕のことを信じてほしかったですね」とも話していた。
■我慢することを覚えた
大人になって不安を表に出さなくなった30代女性は、「若い頃は不安な気持ちを表に出し、相手を振り回すこともありました。ただそれをしても、いいことはなにひとつありません。今は成長して、不安があっても胸の奥にしまうようにしています。不安があるのは変わりませんが、相手に迷惑はかからないので…」と語る。
不安を出さなくなったきっかけは、「我慢するほうが、相手との関係が深まると知ったので…」と話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女967名