滝沢秀明氏の“キス強要”疑惑 元記事登場の当事者の会・平本淳也氏が釈明と謝罪
後輩へのキス強要疑惑報道を否定した滝沢秀明氏のポストを受け、記事内に登場したジャニーズ性加害問題当事者の会代表・平本淳也氏が公式サイトで釈明を行った。
ジャニーズ性加害問題当事者の会代表を務める平本淳也氏が、23日に団体の公式サイトに声明を発表。同日にTO BE社長・滝沢秀明氏が更新したX(旧・ツイッター)を受け、釈明を行った。
■「『告発』という言葉は使っていない」
同日夜、平本氏は「【誤解】週刊誌に掲載された滝沢秀明氏に対する疑惑報道について」との声明を当事者の会サイトに掲載。
冒頭で「本意ではないことにおいて強く反論させて頂きます」「滝沢秀明氏におかれては大変なご迷惑とご心配をおかけしたこと、そしてファンの皆様にも不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます」と前置きすると、「私、平本淳也が滝沢氏の疑惑をもって告発するという印象ともとれる内容に驚いてる」と説明する。
記事については担当記者に抗議したことを明かした上で、「『告発』という言葉は使っていない、『責めるつもりも追及する気もない』ことを『再確認』して編集または削除を依頼致しました」など、対応を求めているとした。
■取材では堂本光一と併せて評価していた
経緯については「滝沢秀明氏がX(Twitter)にて反論されているのを知り」とすると、「『過去に、そういった話を聞いたことがある』、『ブログなどで、そのような内容で送られてきたことがある』ことについては回答は致しましたが、それをもって中傷しておりませんし、ましてやただ聞いた話で告発するなどありえません」と釈明。
あくまで噂レベルであったとし、「加害なる問題として掲げたこともなく、微塵にも思っておりません。もちろん弊会の活動の主旨としている問題についても、その責任を追及しておりません」と問題化しない旨を明言した。
また、「ジャニーズが作ったエンターテイメントの『良い部分』(誤解なきよう)として、これを成して繋げて行けるのは滝沢秀明氏か堂本光一氏しかいないだろうという話もさせて頂きました」「真のエンターテイナーである」など、取材ではその手腕をKinKi Kids・堂本光一と併せて讃えたことも明かしている。
■Xでもさまざまな反応
最後は、「告発など全く思いもしていないこと、これについて誤解を招くような取材の結果を生んでしまったことを深くお詫び申し上げます」と重ねて釈明し、滝沢氏にも「滝沢秀明氏ご本人と関係者様に大変なご迷惑とご心配をおかけしたこと、そしてファンの皆様にも非常なる不快な思いをさせてしまったことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。
これに対しX上には、「誤解があるような書き方だった、それに気づいて削除するよう連絡したという事がわかりました」「滝沢社長、平本淳也さん双方に迷惑かけ名誉を傷つけた記事を許さない」「記事は滝沢くんの話だけに終始してるので、告発のつもりは無いというならこの取材自体が無意味」など、さまざまな反応が見られた。
■発端となったのは…
一連の発端となったのは、滝沢氏がジャニーズ時代に後輩へキスを強要した疑惑を報じた記事。平本氏は同記事でジャニーズJr.から告発が寄せられた身として登場し、取材に「そういうメッセージが送られてきたことは事実です」「強制的にキスをさせるって」などと答えていた。
しかし、滝沢氏は同日昼のポストで「許されない記事が出ました」「断固として否定させて頂きます」など、元記事となった週刊誌とニュースサイトの実名を挙げて反論・否定。
だがX上では、複数のバラエティ番組で滝沢氏自ら“キスの儀式”を語る動画も拡散されており、「自分でキスの話を番組でしているのに」「でもキスの儀式があったことは事実」「北山くんも番組で話してたし夜会で健くんもYou達キスしちゃいなよって言って、滝沢社長も番組内で櫻井くんとしてたよね…」など、困惑が広がっている。
・合わせて読みたい→TOBEの新メンバー、シルエットが元キスマイ・北山宏光? 滝沢秀明も“匂わせ”でファン騒然
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)