南果歩、出産時に“遺言ビデオ”撮影していた 生死さまよい「たくさんチューブ繋がれ…」
南果歩が、この日誕生日の長男を祝福。思い出の写真を公開し、命がけの出産を振り返った。
女優の南果歩が22日、自身の公式インスタグラムを更新。この日、息子が誕生日を迎えたことを受け、命がけの出産を振り返った。
■出産後にICUへ
妊娠時に高血圧を発症し「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」と診断されていた南。予定日まで身体がもたず、緊急帝王切開で長男を出産した。
低体重の長男は保育器、南はICU(集中治療室)へ。手術室で1度抱っこしただけで、出産早々離れ離れの生活がスタート。「私は生死の境をさまよいながら、我が子は母を知らずに育つのかと、電灯すら刺激を与えると薄暗いICUの中で、たくさんのチューブに繋がれながら1人過ごしていました」。
■「遺言ビデオ」撮影していた
ICUにビデオを持ってきてもらい、長男のために「遺言ビデオ」まで撮影していたとのこと。それでも「私の寿命はまだ残されていたようで、一般病棟に移ることができました」と明かす。
その後、長男は健やかに成長。「シングルマザーになったり、ステップファミリーを作ったり色々ありましたが、息子は我が道を揺るぐことなく歩んでいます」「忙しくて眠くて余裕はなかったけれど、息子との時間がとても豊かだった。そして今、息子にも好きなことを自分の仕事にして欲しいという、私のたった1つの願いは叶ったようです」と喜んだ。
■愛息子へ「これからもハグするよ」
そして、幼少期の紋付袴姿の長男と撮影した2ショットを披露。「これからもいつも応援しています!!」と祝福し「一生ぶんのだっこはもう十分したと思うけど、これからもハグするよ」と伝えた。
南は1995年にミュージシャンの辻仁成と結婚。長男を出産し、2000年に離婚した。05年に俳優の渡辺謙と再婚、18年に離婚した。