メキシコ政府が“宇宙人”のミイラ2体を公表 「人ではない未知の生物の可能性」
メキシコ議会で「宇宙人」のミイラ2体が公開された。鑑定の結果、「DNAの30パーセント以上が未知の生物である」と結論づけている。
メキシコ政府が、保有する2体の「宇宙人のミイラ」とされるものを公開した。イギリス『Metro』やアメリカ『ABC』など各国メディアも注目している。
■3本指の「宇宙人」のミイラ?
12日、メキシコ議会で未確認異常現象に関する初の議会公聴会が行われた。そのなかで宇宙人とされる2体のミイラ化した標本が公開され、驚きの事実が次々と明らかになった。
ジャーナリストでUFO研究科のハイメ・マウサンさんと専門家のグループが、この2体のミイラを「地球上のものではない」と主張したのだ。
ミイラは手足にそれぞれ3本の指を持ち、頭部は細長く、骨は軽く、歯がない。人の形をしているが、引き込み式の首と人類とは異なる特徴的な顔立ちをしている。
■地球外生命体と断定
さらにメキシコ自治大学(UNAM)の科学者が、放射性炭素年代測定によってミイラのDNAを鑑定し、「DNAの30パーセント以上は未知の生物である」と断定した。
この2体のミイラは2017年にベルーの海岸沿いのナスカの地上絵で有名な地域で発見され、約1,000年前のものとされている。
マウサンさんは2体のミイラのDNAが人間のものでないとし、「地球外生命体が発表されたのは今回が初めてであり、これは明らかに人間ではない標本です。私たちの世界の他のどの種族とも関係がなく、どのような科学機関でも調査可能であることが明確に示されました」と語った。
■卵を持つ個体も
公聴会では宇宙人のX線写真も公開され、その1体には卵があったことも明らかになった。
メキシコのセルヒオ・グティエレス・ルナ下院議員は「信じるか信じないかは各議員の自由ですが、証言者は真実を語るために宣誓を誓っています。すべての声、すべての意見に耳を傾け、地球外生命体の問題について透明性のある対話が行われていることは、好ましいことです」と述べている。
■議会から懸念の声
未確認異常現象の調査と情報開示については、国によってオープンにすべきか否か対応はさまざまだ。
アメリカでは前国防総省のメンバーであるデビッド・グルーシュさんが、数十年にわたり同国の機密情報へのアクセスを拒否されていたことが明るみなり、不穏な空気が立ち込めている。
メキシコ議会では未確認異常現象を明確にする必要性が強調されたが、一部議員からはこれらの情報開示が国家安全保障に与えると懸念の声も上がった。
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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)