朝ドラ『らんまん』関東大震災の描写に視聴者絶句 「すさまじい15分間だった」

朝ドラ『らんまん』で関東大震災のシーンが放送。その克明な描写に「朝からすごいものを見せられた」「言葉がない」と驚きの声が。

NHK

NHK連続テレビ小説『らんまん』で20日、関東大震災発生のシーンが放送。X(旧・ツイッター)では、その克明な描写が視聴者の反響を呼んでいる。


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■崩れた長屋から標本を運び出す

関東大震災は1923年(大正12年)9月1日午前11時58分に発生。死者・行方不明者は推定10万5,000人で、南関東や隣接地に甚大な被害をもたらした。

劇中では、万太郎(神木隆之介)が図鑑の完成を間近に神戸行きの準備を進め、寿恵子(浜辺美波)、千歳(遠藤さくら)が昼食を作る中、大きな揺れが起こり、室内の棚が倒れる。驚いた万太郎らが家の外に出たところで、さらに激しい揺れが発生。人々が逃げ惑う中、万太郎らは崩れた長屋から持てるだけの標本を運び出して避難する…というシーンが描かれた。

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■「すさまじい15分間」「言葉がない」

街を襲う火災の様子や避難する人の混乱ぶりなど、実際の記録映像を交えて震災の様子が克明に描かれたことが反響を呼び、Xでは「関東大震災」がトレンド入り。

視聴者は「すさまじい15分間だった。朝ドラの枠を超えた、全力で描かれた関東大震災だった」「関東大震災、言葉がない」「朝からすごいものを見せられたと思ったよ」「過去の朝ドラの関東大震災の中で一番怖かったです」と驚いた。

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■寿恵子の行動に「さすが」

さらに、「丸1話震災の話だとは思わなかった…」「関東大震災の揺れ、思ったより威力弱くて『ああ、ちょっとソフトに表現したのかな…』と思ってたら1回目の揺れより2回目が強かったのね…!?」「これ、撮影は一発勝負だよね。おそらく十徳長屋もこのシーンが最終シーンだっただろうから、スタッフ、キャストの意気込みが伝わる」と、ドラマの制作陣に言及する声もみられた。

また、「すえちゃんが火元にみそ汁をかけるの、さすがの瞬発力だ」「寿恵子がかまどの火をパッと消したのは、日頃から万太郎の標本を大切に思ってきたあらわれだろうね」と劇中の寿恵子の行動に注目する人も。

「あと数回というところで重い内容きたな。どうなるんだろう」「来週で終わるはずなのにこのタイミングで関東大震災って…どうなるの?」と今後の展開を案じる人も見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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