大竹まこと、『TVタックル』で岸田文雄政権の外交力を疑問視 「外交の岸田って…」
大竹まことが『TVタックル』で林芳正氏を外務相から外した岸田文雄政権の外交力を疑問視。
■内閣改造で外務相が交代
岸田首相が13日に行われた内閣改造でこれまで外務相を務めてきた林芳正氏に代わり、上川陽子氏を起用した話題を取り上げたこの日の『TVタックル』。
番組はこの交代劇について「悪化している日中関係の打開策になるか?」と問題提起をする。そして阿川佐和子が「林さん張り切っていたのにね。上川さんに代わったのは、東さんはどう思う?」と東国原英夫に意見を求めた。
■東国原が理由を分析
東国原は「1回置こうということでしょうね。林さんは同じ岸田派ですので、 次の総裁選じゃなくてその次に林さんが出るんじゃないかなと思います。 来年の次の総裁選に」と持論を展開する。
話を聞いた阿川は「それはつまり、国内というか林さんの処遇をどうするかという計算で。外務大臣として今までしばらく積み重ねてきた諸外国との関係って、せっかく『林と仲良くなったのにさ』って思っている外国の人もいるのでは」と指摘。
この疑問に東国原は「ああ、外務大臣が代わっても変わりませんからね、外交は。外務省の役人がやるので」と話した。
■大竹が岸田政権の外交力を疑問視
阿川が「上川さんはハーバードかなんか出ていらっしゃる」とつぶやくと、東国原は「岸田さんがずっと外務大臣をやっていて、今、首相じゃないですか。でも外交は全然変わっていませんよね。誰がなっても同じかな、じゃあ上川さんにしておこうという感じ」と解説する。
すると大竹が「でもそれはさ、 最初に外交の岸田って言ってたんだよ。じゃあ岸田さんはなにをやっていたんだと。それを林さんがうまく継いだわけじゃない。外交以外のパイプを日本はどれだけ持ってるのかと思ったら、意外とパイプがないんだね。日本って」と指摘した。
■宮崎氏も持論
元衆議院議員の宮崎謙介氏は「岸田さんが外務大臣をやったころというのは安倍政権下で、あんまり中国とも仲良くできない状況だったというか、あんまりしなくてもいい、いいとまでは言わないですけど、それぐらいの状況だった」と指摘する。
そのうえで「岸田さんはそこまで中国とのパイプ 持てていなかった」とコメントしていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)