和田アキ子、ジャニーズ広告問題の長期化を予想 「何かの発表がないと…」
和田アキ子がジャニーズ事務所に厳しいコメントをし、広告を見送る企業側に理解。同問題の長期化も予想した。
17日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に、歌手の和田アキ子がMCとしてレギュラー出演。ジャニーズ事務所所属タレントをめぐる広告問題の長期化を予想した。
■「何も具体化してない」
番組は今週も冒頭から長時間にわたってジャニーズ問題を特集し、事務所が10月から新体制に移行・発表予定であることに改めて触れると、和田は「ジャニーズとしては、どんな詳細なことでも、今発表してくれたほうが、今納得する方が多いと思いますね」と発言。
「在籍されてる方も、被害を受けた方も、何かの情報を出してくれないと」と続け、「言いっ放しって言葉悪いけども、何も今具体化してない。やろうとっていう気持ちはわかりますけど、何も具体化してないですから」と厳しい言葉を発した。
■「簡単には変えられない」としながらも…
「何か1つでも片付いていく、こういうことなんですっていう姿勢を見せないと」と続けると、「今のところよく言われてる事務所の名前にしろね。そう簡単には変えられないですけど、何1つあの会見から変わってないって言えば変わってない」と重ねて苦言を呈する。
企業がジャニーズ事務所所属タレントの広告起用を見送っていることにも、「憶測で、各企業の方たちが、これから継続は持続するところもあっても、契期をもって満了とするって態度を見せられてるわけですから」と述べた。
■財界の対応に理解
また、「それは、何でそういう態度をされたかって、さっき社長が…」と、各企業が方針を揃えるきっかけになった経済同友会会長・サントリーホールディングス代表取締役社長の新浪剛史氏の発言にも触れ、企業側の狙いを推測。
「やっぱり海外的にも、日本はそういう企業の集まりかって変な言い方ですけど」「海外でいくと、こういう児童虐待ってすごく大きな問題ですから。日本より数段」と理解を示した。
■「この問題はまだまだ続くと思いますね」
「そうすると、そういうことも企業としても考えなきゃダメってこともありますから」と重ねて理解を示すと、「やっぱりジャニーズ事務所も、何かの発表がないと、この問題はまだまだ続くと思いますね」とコメント。
何らかの対応や発表がなければ、広告にまつわる騒動は長期化するとの見解を示した。10月1日に新体制へ移行、2日に発表を予定しているジャニーズ事務所だが、この発表はひと区切りとなるか、新たな火種となるか。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)