ジャニ性加害めぐる報道が連発される理由 マスコミの“思惑”をメンタリスト・DaiGoが分析
メンタリスト・DaiGoがジャニーズ事務所性加害問題に関連する報道が連発される理由を考察。わかりやすい解説に「納得」「正義感ある」と称賛が集まった。
メンタリスト・DaiGoが12日よる、自身の公式YouTubeチャンネル『メンタリスト DaiGo』でライブ配信を実施。ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に関連するネタが連発される理由を分析した。
■偽りの情報も“事実”に
7日にもライブ配信を行い、タレントを守るためにジャニーズ事務所がすべきことについて語っていたDaiGo。「メディアはジャニーズ事務所の1人1人を攻撃する。みんなが飽きるまでこの問題をやり続けます」と予測していた。
12日の配信では、マスコミがこれから視聴者に向けて行っていく5つの手法を解説する。情報を供給過多にし重大な情報を隠す「インフォメーションオーバーロード」、あるテーマの重要性を報道での言及量・頻度により決定する「アジェンダ設定理論」、目につきやすい人間が批判される「ディストラクション」、さらに偽りの情報であっても繰り返し、「情報の再反復」することで“事実”のように「摺り変えて」しまうと伝える。
■「社会の闇」「団体の闇」ではない
今回の問題においては、タレントのほうに同じような批判を集中砲火し「社会の闇」「団体の闇」という話題にすり替え、マスコミ側に批判の手が伸びないよう「みんなが飽きる」のを待っている、とDaiGoは伝える。
「マスコミは完全な共犯者」と強調し、「殺人事件の共犯者の言ってる情報信じますか?」と殺人事件や詐欺事件を例に挙げながら、マスコミの情報を鵜吞みにすべきではないと語った。
■共犯者の探し方とは
5つの手法を述べながらも、DaiGoは「ジャニー北川氏のみが加害者ではなく、メディアやマスコミ側にも共犯者が居る」と強調する。「第三者委員会とか言っても、結局権力とくっついている」と説明し、どうすれば共犯者を炙り出せるか方法を語る。
「たとえばMステみたいないわゆるジャニーズ偏重の番組いっぱいあるじゃないですか。この番組の制作会社とかプロデューサーとかキャスティングやってた広告代理店とかを、当時誰がやってたかって調べられるんですよ」「ここら辺の人たちを調べていけばいい」と伝えた。
さらに週刊誌は事務所側にとって暴かれると困る情報を得たうえで、世に出さないためにほかの情報と交換して売買していたと伝え「週刊誌の内部構造についてもピックアップすればよろしいのではないかと」と提言した。