「お金に困り婚約者に贈った指輪を質屋に…」 男性がバレて大ピンチに
愛する婚約者に「心配をかけたくない」という一心で問題を隠し、大事な指輪を売り払った男性。結局は事実を知られ、「結婚なんかしない」と言われてしまった。
突然の失業に見舞われ、生活に必要なお金も底をつき…。困った末に「婚約者にあげた指輪を質屋に買い取ってもらった」という男性の悩み相談が話題を集めている。
■愛する女性と婚約
海外で暮らす男性(40)には交際7年になるパートナー(38)と双子(3)がおり、幸せで満ち足りた暮らしを楽しんでいた。
昨年には「正式な夫婦として生きていこう」と決め、夏には指輪を贈り婚約。それからというもの二人で明るい将来を夢見ていたが、あるとき突然人生が暗転した。職場であった旅行会社から、解雇を宣告されてしまったのだ。
■お金に困るように
子供2人を育て普通に生活していくには、お金が必要だ。地方税を滞納したせいで召喚状が届いたこともあって、男性は心底焦っていた。
「彼女には心配をかけたくない」「でも手っ取り早く現金を手に入れたい」と考えた男性。そこで婚約指輪があることを思い出し、「あの品の価値なら俺にも分かる」「質屋に買い取ってもらおう」と思い立って実行に移した。
■婚約者が激怒
婚約者は指輪がなくなったことに気づき、必死に探すように。ついには「あなたのいとこが盗んだのよ」などと言い出したため、男性も秘密を抱えきれなくなり事実を打ち明けた。
真相を知った婚約者は激怒し、「この嘘つき」と男性をなじって「あなたとは結婚しない」と断言した。困った男性は「いつかもっと大きな石がついた指輪を買うから」と伝えたが、婚約者は信じてくれなかった。
悲しみに暮れる男性は経緯をまとめ、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿。「どうすれば婚約者の愛を取り戻せますか」と質問している。
■「結婚は延期して」と助言
回答者はお金の工面に言及し「二人で一緒に解決法を考えたほうが良かったですね」と指摘。結婚生活をうまく続けるには十分なコミュニケーションと信頼関係が必要だと説明し、「とにかく謝罪を続けなさい」「『君が僕を再び信用できるようになるまで、結婚は延期しよう』と伝えましょう」と提案している。
また経済的な問題を解決するためにも、結婚や式の延期は有益と言える。今は焦らず、婚約者との問題や経済的トラブルを少しずつ解決しながらゴールインを目指すのが一番なのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)