高橋文哉&志尊淳W主演ドラマ『フェルマーの料理』 10−FEETの新曲が主題歌に決定
10月スタートの高橋文哉&志尊淳W主演ドラマ『フェルマーの料理』の主題歌を10−FEETが務める。プロデューサーいわく「勇気を与えられたような気持ちになれる」楽曲だ。
■若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー
原作は『月刊少年マガジン』(講談社)で連載中の小林有吾氏による同名漫画。現在3巻まで刊行されており、作中に登場する料理がファンによって再現されるなど人気の作品だ。
同ドラマは、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋)が、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)と出会い、「料理の世界」に導かれ、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。
海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストラン「K」で、唯一の女性シェフ・赤松蘭菜(小芝風花)や世界中から集まる実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、【料理×数学】で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリーだ。
■10−FEETの新曲が主題歌に決定
映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌「第ゼロ感」がストリーミング累計再生数2億回を突破し、大ヒットを記録するなど活躍が目覚ましい10−FEET。TBSドラマの主題歌を担当するのは同ドラマが初となる。
同ドラマのために書き下ろされた「Re 方程式」は、バンドの源流ともいえるエモさとデジタル感がハイブリッドされた、「第ゼロ感」の質感ともまた異なる、10−FEETの“今”が凝縮された楽曲となっている。
若きプロフェッショナルたちの“真剣勝負”を描くドラマの世界観を盛り上げる熱い楽曲にも注目だ。
■「シンパシーを感じました」
同ドラマの主題歌を務める10−FEETからコメントが届いた。
TAKUMA(Vo./Gt.):ドラマ『フェルマーの料理』の主題歌を担当させていただきました、10−FEETのTAKUMAです。このたびはこのような大役を僕たち10−FEETに任せていただき大変光栄に感じています。
小林有吾さんの漫画作品が原作となる今回のドラマ。小林さんの作品はサッカー漫画「アオアシ」も有名ですが、選手がプレイに至るまでの見えない筈のほんの一瞬の思考や感覚が非常に面白く可視化されていて、ほかのサッカー漫画には無い珍しい「視点」が大好きでした。
今回の『フェルマーの料理』にも視点の面白さがあって、スポーツでは無く「料理」で、そこに「数学」が面白く関わってきます。混ざり得なさそうな二つの要素が本当に面白く物語を描写していきます。
僕自身色んな音楽を混ぜ合わせて作り上げていくスタイルで、混ざりそうに無いモノも如何に面白く混ぜ合わせていくかというところに音楽制作の面白さを感じてやってきましたので、シンパシーを感じました。そんな『フェルマーの料理』の主題歌を担当し「Re 方程式」という曲を作らせていただきました。面白くカッコ良く作りましたのでぜひとも聴いてみてください。
NAOKI(Ba./Vo.):主題歌で指名していただいたときはとてもうれしく思いました。料理と数学の組み合わせという言葉を聞いただけで、グルメ人間としてはとてもワクワクしています。
「Re 方程式」が『フェルマーの料理』に参加できてとても光栄です。
KOUICHI(Dr./Cho.):ドラマのイメージを想像しながら皆であーだこーだ言いながら作った曲なので、気に入ってもらえるとうれしいです!
■「聞くたびに楽しい発見がありました」
プロデューサーの中西真央氏からのコメントがこちら。
中西氏:このドラマの主題歌については、とにかく企画当初より10−FEETさんの楽曲が良いな、きっとピッタリだろうな、と思っており、今回こうしてご一緒することができ本当にうれしく思っております。
「Re 方程式」は爽やかで疾走感がありつつも、壮大な雰囲気があり、そしてなにより勇気を与えられたような気持ちになれる素敵な楽曲です。歌詞にはこの作品を連想させるキーワードが隅々に散りばめられていて、聞くたびに楽しい発見がありました。ぜひ皆さんにも口ずさんでいただきたいです!
撮影が始まり、出演者の方々のお芝居を拝見する中で、この主題歌が映像と合わさる瞬間がますます楽しみになっています。この曲とともに若きプロフェッショナルたちがどんな成長を遂げていくのか、ぜひ映像の中で見届けていただけたらと思います。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)