新庄剛志監督は鼓舞したけど… 岩本勉氏が日本ハムに提言「補強を考えて」
岩本勉氏が2年連続最下位が北海道日本ハムファイターズに「補強を考えてほしい」と訴え。
野球解説者の岩本勉氏が、自身のYouTubeチャンネルで新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズの現状や来季について語った。
■パ・リーグの1週間を振り返る
先週のパシフィック・リーグを振り返った今回の動画。話題は埼玉西武ライオンズに3連敗を喫したファイターズへと移る。
岩本氏はライオンズがショートの源田壮亮選手とセカンド・外崎修汰選手が活躍し「センターラインが充実していた」とコメント。
そのうえで「ライオンズの話で言いましたけども、センターラインの充実でいうとね、ファイターズはこの3連戦は日替わりの二遊間なんですよ。 それを大きく否定するわけじゃないんですけども、やっぱり模索の期間がまだ続いている」と話した。
■新庄監督は選手を鼓舞したけれど…
さらに岩本氏は「去年はトライアウト、今年は優勝を目指すと言っていた新庄監督の言葉も、 現実戦ってみると選手たちの成長もそんな急激に行かないと。新庄監督も最近はそんなコメントしている。2年そこそこで難しいよね」と語る。
続けて「シーズン初めにあえて大風呂敷を広げたのは、選手たちを鼓舞したということ。『それくらい可能性があるんですよ、君たちは』というようなね。優勝しか目指さないとか、2位も6位も一緒だというような発言を、選手たちを鼓舞する、発破をかける意味での発言だった」と持論を展開した。
■「現実は厳しい状態」
来年以降のファイターズについて岩本氏は「実際これだけ現実が厳しい状態であるというのは、チーム全体で捉えて。これね、フロントもですよ。まだ戦ってるなかで言うのもなんですけども、来季に向けて、補強とか補強のポイントとか、フロントも現場もしっかり話し合って」と提言する。
さらに「チームの様を変えるべく。お金も使うでしょうね。 あの新球場で集客が来てるけども、やっぱり勝ち星が芳しくないとファンの方々も、今まで1週間に2回 3回行ってたのが、週1でいいかとか、月に2回 3回でいいかとか、寂しい言葉になってくるんでね」と話した。
■補強を提言
続けて岩本氏は「なにかトピックスとなるような打開方法を見つけるべく、秋の補強も考えていただきたいかな。あと秋季キャンプは地獄になるかもね。それぐらい鍛えて鍛えて、来季こそはというような声が出てくるんじゃないかな 」と指摘。
ファイターズの現状には「諦めたから言ってるんじゃないけども、ここに来て連敗をして 5位との差が3.5ってのはやっぱり重たいんですよ。 4位との差も8ゲームとなっています。ずっしりとしたゲーム差を現実として捉えて、この先どういったチーム構成を作っていくのかということですよね」と話していた。