中日ドラゴンズの来季監督候補は片岡篤史ヘッドコーチ? 宮本慎也氏の見解は…

中日ドラゴンズの来季人事について宮本慎也氏が持論を展開。得点力が上がらない理由も分析。

片岡篤史

元東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏がレギュラー出演するYouTubeチャンネル「野球いっかん!」で中日ドラゴンズの来季人事などを語った。


関連記事:ヌートバー選手は「応援したくなる」 元巨人・清水隆行氏が魅力と打撃を解説

■片岡2軍監督が1軍ヘッドに?

動画冒頭、一部新聞誌上で中日ドラゴンズが来季、片岡篤史2軍監督が1軍ヘッドコーチに、2軍監督にOBの井上一樹氏が入閣するという報道が出たことについて質問が飛ぶ。

宮本氏はPL学園高校の先輩・片岡2軍監督のヘッドコーチ就任について質問されると「知らないよ、そんなの。先輩後輩でもそんな内部のことは絶対にしゃべらない」「俺がもし聞いていてもしゃべらない。本当に知らない」と苦笑いを浮かべた。

関連記事:星野仙一監督が窓にパイプイスを… 元中日・中村武志氏が伝説の数々を告白

■何らかの動きはある

また、2軍監督就任が噂される井上一樹氏にも「土曜日に会った。そんな話はないと言っていた。これも向こうは絶対にしゃべらない」「俺がナンボ聞いたところで口を割らないよ。まして、宮本はYouTubeをやっているから、(動画で)しゃべるぞって」と話した。

立浪監督の来季人事について「1軍も2軍もこのまんま?」と質問された宮本氏は「このままというわけにはいかないんじゃない? 人を動かすし、呼ぶかもしれないし、もしかしたら辞める人がでてくるかもしれないし、そこはわからないけど」となんらかの動きを予想する。

そのうえで「今いるなかで、(立浪監督が)そりゃ遠慮なくできるのは片岡さんじゃないの?」とコメントした。

関連記事:中日・立浪監督の「令和の米騒動」、江川卓氏が狙いを推測 選手とすれ違いも?

■中日が39イニング連続無得点

次に中日ドラゴンズが今月39イニング連続無得点だったことについて、見解を求められる。

宮本氏は立浪監督がPL学園高校の先輩ということもあり「話にくいのばかりだな」と苦笑いを浮かべたあと、解説を担当し、延長12回0対0の引き分けとなった8日の読売ジャイアンツ戦について「(連続無失点)は行く雰囲気満載でしたね」と話す。

そして「あのときは戸郷翔征は抜群ピッチングをしていたから。あれはね、どこのチームもそんな簡単に打てないよ」と持論を展開した。

関連記事:金村義明氏、中日・立浪和義監督の“令和の米騒動”に苦言 「選手がかわいそう」

■走塁ミスが多い

さらに宮本氏は「ただ唯一得点のチャンスがあったのに、ブライト健太が走塁ミスをしたんで。放送でも何回も言ったと思うけど、打つ、打たないはもちろんあるんだけど、走塁ミスが今年は目立ちましたよね」と指摘。

そして「牽制アウトとか、ちょっと飛び出してとか。そちらができているともう少し変わってくるとは思う」と語っていた。

2022年から就任した立浪監督だが、昨年に続き今季も最下位が確実な状況。80敗に到達する可能性もあり、一部からは同監督の退任を望む声も上がっており、来季の人事に注目が集まっている。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■宮本氏が中日の来季人事を語る