茂木健一郎氏、「ジャニーズにだまされないで」 過去にはSMAP絶賛で「巨大ブーメラン」の声

茂木健一郎氏が「ジャニーズはほんものじゃない」などと主張。過去の投稿との変わりように「清々しい手のひら返し」との声が上がった。

茂木健一郎

脳科学者の茂木健一郎氏が11日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。ジャニーズ事務所所属のタレントやその楽曲に向けて批判的な投稿をするも、「巨大ブーメラン」との指摘が飛ばされた。


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■「ジャニーズにだまされないでほしい」

茂木氏は同日朝に約10分間で8つのポストを連投。創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題で世間から注目を集めている同事務所に関連するものだった。

はじめのポストでは、「ジャニーズにだまされないでほしい」と切り出し、「人生がもったいないし、人生の時間が無駄になるから」と主張の理由をつづる。

「ジャニーズはほんものじゃないし、あなたのためでもない。ほんものは他にあるし、あなたのためになるものは他のところにある」(原文ママ)と自身の想いをこぼした。

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■嵐やSMAPに触れて言及

その後のポストでは、「ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている」との所感も。「クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない」と、ジャニーズの中でも多大な人気を誇る嵐や、2016年に解散したSMAPにも触れて言及した。

SMAPについては別のポストで「『世界に一つだけの花』だって、SMAPの楽曲じゃなくて、槇原敬之さんの楽曲だ」とつづる。

同グループの名曲『世界に一つだけの花』の楽曲提供者がシンガーソングライターの槇原であることに着目した上で、「槇原敬之さんの生き方、人間性があってこそあの歌の詞、メロディが生きてくるわけで、SMAPが歌っても、それは偽物でしかない」と記した。

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■過去はSMAPを絶賛

ジャニーズへの批判を展開した茂木氏だが、過去にはSMAPを絶賛していたことがある。

7年ほど前の2016年8月のポストでは「SMAPのみなさんとは、個別に、あるいはSMAP全員の方と、何度か現場をご一緒したことがありました。とても礼儀正しく、才能にあふれていて、すばらしい方々だと思いました。まさに国民的アイドルの名に、ふさわしい存在です」と褒め称えた。

かつてはジャニーズタレントを支持する立場だった茂木氏が、今になって批判的な考えを明かしたため「巨大ブーメラン」「清々しい手のひら返し」と指摘するユーザーが見られる。

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■ユーザーから質問も

その中で、「ジャニーズはほんものじゃない」と訴える茂木氏に、「茂木さんも騙されてたということですか?」と問うユーザーも。

これに茂木氏は「ぼくは、それぞれの人の1番いいところを見ようと、普段から心がけています それと批評は別 人間は、それぞれ、唯一無二。アイドルも一般の方も 一方、批評は芸術の神さまに捧げられている」などと返答していた。

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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ

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