浴室のカビ取り、「液だれ」解消にキッチンの“アレ”が大活躍 その手があったか…
カビ繁殖の最適期、カビを増やさないためには…。東京ガスが掃除の際のポイントとキッチンにある“お役立ちグッズ”を紹介。
9月は雨や台風も多く、梅雨に引き続きカビが発生しやすい時期。浴室掃除の際、キッチンにある“アレ”を使えばカビ取り剤の液だれ防止になると東京ガスが紹介している。
■カビを増やさずにすむ方法
温度が20℃~30℃くらいで、湿度が70%以上になるとカビが発生しやすく、6月から9月頃はまさに“カビの繁殖に適した時期”。
同社によると「カビはカビ菌が定着してから再び胞子を飛ばすまで時間がかかるので、その間に取り除けばカビを増やさずにすみます」とのことだ。
■カビ取り効果を下げないために
とくに洗面所・浴室などの水まわりはカビが一気に繁殖する可能性が高い場所で、カビ取り掃除をする機会が多い。
浴室のカビ取りではカビ取り用洗浄剤(塩素系漂白剤)を使用するが、同社はポイントとして「水気を拭き取ってからカビ取り用洗浄剤をかける」と挙げ、濡れた場所ではカビ取り用洗浄剤が薄まってしまい、効果が下がることを説明している。
■片栗粉で液だれ防止
しかし水分を拭き取って液体の濃度を維持しても、範囲の広い壁面については液垂れ問題が…。
この対策として有効なのが、“片栗粉”だという。カビ取り用洗浄剤に混ぜてペースト状にしたものを塗り付けると、カビ取り用洗浄剤が流れ落ちてしまうことがなく効果的とのことだ。
■カビ取りに役立つキッチン用品は他にも
また、カビ取りには他の“キッチン用品”も活躍。「カビ取り用洗浄剤を吹きかけたあとは、ラップやキッチンペーパーでパックをするとカビに漂白成分がしみ込みやすくなるためおすすめ」だそう。
なおカビ取り用洗浄剤には塩素が含まれており、空気中にある炭酸ガスと反応して有毒ガスが出るため、「必ずマスクとゴーグルを着用して、換気しながらカビ取りを」と呼びかけている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)