井ノ原快彦の“核心を突く発言”に「唯一踏み込んだことを…」 性加害問題でジャニーズが会見
ジャニーズ事務所の記者会見が行われ、井ノ原快彦の踏み込んだ発言が話題に。真摯に答える姿勢を高く評価する声も。
ジャニーズ事務所が7日、都内で記者会見を行い、故・ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認めて謝罪した。X(旧・ツイッター)では、会見に出席した元V6のメンバーでジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦の発言に注目が集まった。
■ジャニーズ入所時の「噂」
会見の中で、喜多川前社長の性加害に対する認識について質問が飛んだ。
井ノ原は、「僕は小学校6年生の頃にジャニーズ事務所に入りました。そのときすでに、そういった(性加害を暴露する)本が出ていたので、周りも仲間たちもそうなのかな、という噂はしてましたね。そうなったらどうしようという話はしていました」と話す。
続けて、「被害に遭われた方が、たとえば相談に乗ってくるとか、そういうことができない空気はあったと思います。だからこそ被害者の方々、今まで何もできなかったりとか、告白したのが今になってしまったんじゃないかなと思います。何となくそういった空気はずっとありました」と当時の雰囲気について明かす。
■「触れてはいけない空気」
その上で、「でも僕らの関心ごとというのは、それをいったんおいて、小学生から中学生ぐらいでしたから、まずはもっと踊りがうまくなりたいとか、デビューしたいとか、そういう気持ちのほうが強かったと思います」と振り返る。
続けて、「そんなときに小学生や中学生の自分たちが、『それちょっとおかしいんじゃないか、噂聞いたぞ』っていうようなことが言えなかったのは、本当に今となっては後悔しております。言い訳になるかもしれませんけども、なんだか得体の知れない、それには触れてはいけない空気というのはありました」と語った。
■「すごく正直」「踏み込んだ」の声
この井ノ原の率直な発言に、Xではユーザーから「イノッチが核心を突いたコメント」「『触れてはいけない空気があった』はすごく正直な話やと思う」「唯一踏み込んだこと言った」「井ノ原さんが冒頭に言った以上のことはもう出てこない予感」と驚く声があがった。
また、質問に真摯に回答する姿勢に、「1番しっかり受け答えしてる印象」「正直に言ってくれて私は好感を持った」「シンプルで分かりやすい」と評価する声もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)