味噌汁に“アレ”を入れるだけで料亭の味に? 革命的な作り方に驚き
味噌汁はだしパックの他に「アレ」を入れると旨味が爆発する? 『料亭スタイル』のレシピを実践してみた。
明治45年創業の料亭がルーツの「仕出し割烹 しげよし」による「プロ直伝のレシピ」をわかりやすく紹介しているYouTubeチャンネル『料亭スタイル』に、「間違えて入れた“アレ”で世界一おいしい味噌汁ができました。【人生が豊かになる料亭のお味噌汁】」という動画が投稿された。
はたしてどのような味噌汁なのか。Sirabee編集部が作ってみたところ、とにかく旨味が凄まじかったので紹介したい。
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■「人生が豊かになる料亭のお味噌汁」の材料
・昆布水 作りたい分だけ
・顆粒だし
・鶏がらスープの素 顆粒だしの半量
・豆腐やネギなど好みの具 適量
・かつお節 ひとつまみ
材料一覧からわかるように、だしが多めのレシピ。さらに具材は何でもいいが、昆布や鶏がらスープと味がぶつかってしまうためわかめは入れないほうがいいという。
昆布水は水1リットルに対して昆布を1枚入れて3時間ほど放置すれば完成する。味噌汁やめんつゆや湯豆腐など万能なので非常に便利だ。この昆布水を使ったレシピは、過去にも紹介しているのでチェックしてほしい。
■昆布水と鶏がらスープの素を入れる
鍋に昆布水を入れたら、いつも作っている分量で顆粒だしを入れ、さらにその半量の鶏がらスープの素を入れる。かなり味が濃くなりそうな印象だが、こうすることでコクがでるという。
味噌汁を作るポイントは昆布水が沸く手前で仕上げること。沸き始めたら好きな具を入れ、味噌を溶かしたら完成だ。ちなみに、味噌を入れる前に味見したが、この時点で十分な旨味があったのでこのまま飲んでもおいしかった。
最後に、ひとつまみのかつお節を揉みながら入れたら「人生が豊かになる料亭のお味噌汁」の完成だ。
■とにかく旨味がスゴかった
気になる味は…想像より旨味が強い。動画では「旨味成分を飲んでいるみたい」と表現されていたがまさしくその印象。旨味が複雑に絡み合って、深みのある味に仕上がっている。また、味も思っていたより濃くはなく、「優しい料亭の味」といった感じでおいしい。
材料と手順さえ分かれば簡単に作れるので、昆布水を作るところからぜひ試してみてほしい。
■『料亭スタイル』の動画
■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)