青汁王子、ガソリン高騰でも減税しない政府に苦言 「人々の暮らしより…」
三崎優太氏が、政府が発動しない「トリガー条項」に言及。ユーザーからは選挙への出馬に期待の声も。
実業家の「青汁王子」こと三崎優太氏4日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。ガソリン価格の高騰に対する政府の動きについてコメントした。
■ガソリン価格の高騰に反応
原油価格の上昇や円安による輸入コスト増加などでガソリン価格が高騰している。一部メディアでは、全国4県で1リットルあたり190円を超え、長野県では194円にまでのぼっていると報じられた。
三崎氏はこの日のポストで「もうすぐガソリン価格が200円を超える、そのうちの約75円が税金なんです」と切り出す。
ガソリンは本体価格に「ガソリン税」「石油炭素税」「温暖化対策税」が加算され、そこに消費税が乗じられるが、三崎氏はこの税金の多さに触れた。
■「アホすぎるわ」政府に苦言
ガソリンにかかる税金を気にする三崎氏は「ガソリンが急騰した時に税金を一時的に免除する『トリガー条項』という仕組みがある。しかし、政府はそれすらも発動しない」とつづる。
「トリガー条項」は、特定の条件を満たした際に一部の課税がなくなるもの。しかし2011年以降は条件を満たしても発動しないように取り決めが行われた。
トリガー条項の停止を続けることに三崎氏は「ガソリンは生活必需品、生きることに直結する。人々の暮らしより税金を優先するのか?」と疑問。
呆れた様子で「アホすぎるわ」と政府に苦言を呈した。
■選挙への出馬に期待の声も
三崎氏のポストを見たユーザーからは、「金額を見ると税金って本当に高いな〜と思います」「仕事で年に約10万キロ運転するんですが…ガソリン代キツすぎます」「地方は車がないと生活できません。しかもけっこう距離乗るんで、ガソリン代の上昇は死活問題に…」と悲鳴が相次いだ。
政府の動向に切り込んだポストには「立候補してー」と期待の声も上がったが、三崎氏はこれに返信して「それは絶対しない」とコメント。政治家になることは否定しつつも、「でも最近2回もツイートしちゃうくらい、ガソリンの件はかなり問題だと思ってる」と懸念する想いを示した。