奥菜恵が「尋常性白斑」を公表 「1人じゃないんだ」同じ病気で苦しむファンから感謝も
「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」を発症した奥菜恵。女優を続けるか悩んだが、ありのままの自分を受け入れることに。
女優の奥菜恵が1日、自身のインスタグラムを更新。「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」を発症し、現在も症状が進行していると明かした。
■皮膚の色が白く抜ける
公益社団法人日本皮膚科学会の公式サイトによれば、尋常性白斑は、皮膚の基底層に分布するメラノサイト(色素細胞)が何らかの原因で減少・消失する後天性の病気。
メラノサイトは紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素を産生するが、その減少、消失により皮膚の色が白く抜けていくという。
著名人では、世界的歌手の故マイケル・ジャクソンさんも罹患していたことで知られる。
■アレルギー原因で発症
奥菜は「コロナ禍で世の中が閉鎖的な空気に包まれている中、元々極度のアレルギー体質だった私は、自身のアレルギーが引きがねとなって尋常性白斑という病気を発症してしまいました」と公表。「身体の色素が抜けて徐々に広がっていく病気で、現在も進行中です」と説明した。
発症当時は、不安や恐怖で頭が真っ白に。このまま女優を続けるか悩んだという。
■ありのままの自分を受け入れ…
一方で、ありのままの自分を受け入れ、楽しく年齢を重ねることを心に決めた出来事にもなった。
同時に「私と同じような病気で悩む人だけでなく、あらゆる肌悩みを抱える人の力になれるようなものを作りたい」「肌悩みを根本から改善して少しでも心が明るく元気になれるようなものを作りたい」と思い、自身プロデュースの化粧品ブランド「ni−Nin(ニーニン)」で美容液を作ったことも伝えた。
■奥菜に感謝「1人じゃないんだ」
コメント欄には「世界中の尋常性白斑で悩まれている皆様が、少しでも良くなりますよう、心から願っています」「人の前に立つ仕事をされ本当につらいのに凄いです。今後も心から応援しています」とメッセージが。
同じ病気で悩む人も多く「コンプレックスでもあり、日々悩んでいますが同じように苦しむのが自分だけではないんだなと感じると、私も頑張ろうと思えました。ありがとうございます」「奥菜恵さんも同じ病気と知り、1人じゃないんだ、頑張ろうと思えました。元気をくれてありがとうございます」と勇気や元気を与えてくれた奥菜に感謝している。