人気麻雀プロが明かす「万能タレ」レシピが役満級のウマさ 旬のショウガを有効活用し…
麻雀の松ヶ瀬隆弥プロが紹介する絶品レシピの数々。今回登場した「ショウガの万能たれ」がじつに秀逸で…。
元料理人で、麻雀界の最高峰「Mリーグ」選手でもある松ヶ瀬隆弥(まつがせ・たかや)プロ。同氏が自身のYouTubeチャンネルで紹介しているオリジナルレシピが秀逸なので、今回紹介したい。
【話題の動画】どんな料理にもマッチする「ショウガのたれ」を紹介する松ヶ瀬プロ
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■「私立松ヶ瀬学園」名物は調理実習
2021年にMリーグチーム「EX風林火山」からドラフト指名を受け、32人しか席がない(現在は36人)Mリーガーの一人になった松ヶ瀬プロ。以降2シーズン連続で安定的な成績を残し、時に豪快に、時に頭脳的な打ち回しでファンを魅了し続けている麻雀界のトッププロだ。
22年7月には、YouTubeチャンネル「私立松ヶ瀬学園」を立ち上げ。他のMリーガーが対局の振り返りなどを投稿している中、松ヶ瀬プロだけは麻雀論もほどほどに「調理実習」と称して大好きな調理動画をアップ。過去には麻雀店「新橋ベルバード」で自身が仕込んだイクラ丼振舞いイベントを行いフロアを超満員にさせるなど、完全に独自路線を歩んでいる。
■「ショウガの万能たれ」
さすが調理師免許を持つ元料理人だけあって、更新されるレシピ動画は人気料理研究家らのYouTubeチャンネルと遜色ない内容。自身の工夫を存分に入れ込みつつ、手軽に美味しいというポイントが重視されている。
25日には、夏バテ防止料理として「ショウガの万能たれ」のレシピ動画をアップ。早速その手順に従って、実際につくってみることにした。
使う材料は、大きめのショウガ2個(写真は2パックだが、1パックが適量)、ごま油(大さじ2)、めんつゆ(大さじ2)、酢(大さじ1)、醤油(小さじ2)、七味唐辛子(少々)、いりごま(少々)。ショウガだけあれば自宅にある調味料だけで作ることができる。
■調理工程はじつに簡単
まずはショウガの皮むき。松ヶ瀬プロが動画で解説していた「スプーンを使ったカンタン皮むき」にトライすると、キレイに無駄なくショウガの身を残すことができた。この方法めちゃくちゃいい…。
それをみじん切りにしたら、耐熱容器に入れ、ごま油大さじ1を入れ混ぜる。
電子レンジ600Wで2分加熱し、熱が入った状態でごま油大さじ1、めんつゆ大さじ2、酢大さじ1、醤油小さじ2、七味、いりごまを入れミックス。仕上げに600Wで1分加熱し、あら熱をとって冷蔵庫で冷やしたら完成だ。すべての作業時間は約10分とその手軽さも添えておきたい。
■肉料理と抜群の相性
完成したたれを豆腐にかけて食べてみると、シャキシャキ感が少しだけ残っているショウガ、そしてドレッシング状になったソースが見事にマッチしものすごくウマい…!
あっさりとした塩加減と酸味、そして素材の甘味が出ており、ただの豆腐にドラ3つくらい追加された印象である。
肉、魚、納豆やそうめん、鍋物にもマッチしそうで、試しに焼いた豚肉にかけてみると、生姜焼きとはまた違った逸品が完成。ショウガのほのかな辛味が食欲を誘う、最高の「ご飯の友」が完成したのだった。
「繊細なる超巨砲」の異名を持つ松ヶ瀬プロらしく、料理も非常に繊細で工夫が凝らされていたと感じる。ショウガは夏から秋が最もおいしい食材。ぜひこの機にトライしてみて欲しい。
■執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーからスポーツまで精力的に取材中。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)