シワシワのミニトマトを「10秒で復活させる方法」に目を疑う もっと早く知りたかった…
シワシワになってしまったミニトマトを、簡単に復活させる方法が話題に。「もっと早く知りたかった…」と、驚きの声が多数寄せられている。
せっかく買った野菜を萎びさせてしまうと、テンションがガタ落ちするもの。ところでX(旧・ツイッター)上では、野菜のプロが紹介する「ミニトマトの復活法」が話題となっているのをご存知だろうか。
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■シワシワのミニトマト、たったこれだけで復活
今回注目したいのは「野菜のプロ」こと、青髪のテツさんが27日に投稿したポスト。
「シワシワになったミニトマトを…捨てないでーーーーーー!!!」と、お馴染みの形式の注意喚起から始まる投稿には「(1)ミニトマトを皿に入れる」「(2)お湯をそそいで10秒待つ」「これだけでプリプリに復活します! 試してみてね!」と、何とも頼もしいアドバイスが記されていたのだった。
■「こんなに回復するのか」と話題
同ポストにはシワシワな状態から見事に復活したミニトマトの画像が添えられており、投稿から2日足らずで1万件以上ものリポストを記録するほど大きな話題に。
他のXユーザーからは「今まで捨ててました。もっと早く知りたかったです…」「野菜ってこんなに回復するのか」「こういう情報は本当にありがたい」などなど、驚きと称賛の声が多数寄せられていた。
そこで今回はこちらのテクニックについて、ポスト投稿主であるテツさんに詳しい話を聞いてみることに…。
■「50℃前後のお湯」に秘密があった
10年に渡って青果店で野菜の仕入れ、販売、部下の育成を経験してきたテツさんは「消費者の方にもっと野菜を楽しんでほしい」という思いから日々、野菜に関する様々な情報を発信中。
今回のテクニックに関しては「水を使用しても復活しますが、時間がかかってしまいます。なので、お湯を使った方が時短になります」とも説明してくれたのだ。
こちらのお湯は50℃前後のものを使用するのがミソで、熱によって野菜の気孔が開き、水分を吸収しやすくなるという。そのため水を使用しても回復はするが、こちらは「時間をかけて水分をゆっくり吸収する」ようなイメージなのだろう。
ミニトマトをシワシワにしてしまった際は、こちらのテクニックをぜひ活用してみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)